2022年 7月 21日

中日新聞で大久保治男・前田滴水著『埋木舎で培われた井伊直弼の茶の湯』が紹介されました

 
▼「茶道は心修練する術」/彦根・埋木舎 5代当主 大久保さんら/茶人としての直弼の姿 本に
 
……本の中で大久保さんは、直弼が、豪華さや珍しさを重視するあり方に反発し、身分に関係なく心を修練する術(すべ)だとして茶道を捉えていたと紹介。背景には、埋木舎での質素倹約な生活や、禅の影響があったと解説している。
 また直弼の著作「茶湯一会集」で見られる「一期一会」という言葉にも注目。「同じ一服の茶でも人生の流れにおいて、絶対に同じ時は来ない一瞬であり、亭主と客のコミュニケーションの真剣勝負なのであるというのが、直弼の茶の極意」だと指摘した。……(中日新聞2022/07/21)
 
埋木舎で培われた井伊直弼の茶の湯
ISBN978-4-88325-764-5
 

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