2013年 10月 09日

元滋賀県知事武村正義さんの講演会

10月7日に彦根商工会議所で、翌日は大津ピアザ淡海にて、『武村正義の知事力』出版記念講演会を開催しました。
政界から引退されて久しい武村さんですが、知事当時の県職員の皆様をはじめ、多くのかたのご出席がありました。
書籍では十分言い得なかったことを、率直に話そうということで計画した講演会でしたが、話題はやはり現在の政局にもおよび、会場の若い人たちから
「将来的に夢が持てるような政治を望見たいのだが」
「原子力発電はどのようにお考えか」
など、現在の社会に関する質疑が多く出ました。
農業県、工業後進県だった滋賀県が、武村さん曰く「第3次産業の創出」が進んだ滋賀県は、30年間で、経済的にも、全国的な知名度も大きく飛躍しました。社会全体が上向きで進んでいた時代でもあったのでしたが、今私たちは、将来への不安が要素が少なくはありません。
革新知事と呼ばれることを好まれなかった武村さんでしたが、今、当時のような大改革を行ってくれる人を待ち望んでいるのは、至極当然なことかもしれません。
知事時代、後ろ向きの仕事と前向きの仕事があったとのことです。本書にもそのことは詳細に記されています。講演をお聞き逃しの方には、『武村正義の知事力』をお勧めいたします。これからも天下のご意見番としてのご活躍を期待したいものです。

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