2010年 3月 22日

県下の大学生、高校生に告ぐ―3月30日、31日は滋賀会館シネマホールへ

 これを読む大学生、高校生などゼロに等しいだろうことは承知だが、滋賀会館シネマホールの最終上映作品の一つが『動くな、死ね、蘇れ!』(1989年、ソビエト、ヴィターリー・カネフスキー監督)だと知ったので書いておく。上映は、3月30日(火)(12:20~)と31日(水)(14:20~)の2回、つまり平日の昼間。春休み中の大学生や高校生が観に来なければ、席が埋まらないではないか。京都みなみ会館で2月に観てしまった学生ももう一度観に行け。
 私自身は? 悪いが、2月24日アマゾンで、この作品を含むカネフスキー監督三部作DVD-BOXを予約注文してしまった(監督が行方不明だったため権利関係からずーっとDVD化されていなかった。4月24日発売)。
 妻曰く「思い出のない男」の私ですら、日本初公開時の1995年4月1日(土)に渋谷のユーロスペース2で観ての帰り道、興奮状態の頭で映画館から地下鉄の駅へ向かって歩きながら、前方に見えていた夜空と陸橋を覚えている。今の大学生や高校生も、主人公ワレルカとガリーヤの顔といっしょに、滋賀会館のオンボロエレベーターもしくはエレベーター待ちが面倒になって駆け降りる階段をあと15年ぐらい記憶に刻みつけてほしい。

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