2017年 2月 20日

野村しづ一著『雪辱 真説・井伊直弼』の書評が近江同盟新聞に掲載されました。※「しづ」は「ウ冠+赤」

 
野村しづ一著『雪辱 真説・井伊直弼』の書評が近江同盟新聞に掲載されました。※「しづ」は「ウ冠+赤」
 
▼書評「雪辱 真説・井伊直弼」野村しづ一著 (評者)和田康
 
……本書の圧巻は何と言っても「明かされた真実」であるが、それを語るために人間直弼の魅力に焦点が当てられている。藩祖井伊直政やその父「亀之丞(後の直親)」は寺院に逃れ、そこで厳しい鍛錬をして人格を磨いたことがその後の井伊家繁栄につながり、臥薪嘗胆を旨とする「三百俵の宛行扶持」の大切さを彦根藩開府以来の不文律としたらしい。若いころの苦労は買ってでもせよと言う言葉は直弼の生涯を読んでみて、まことに痛感させられるのである。(近江同盟新聞2017/02/18)
 

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