2018年 3月 12日

長浜城歴史博物館編『菅浦文書が語る民衆の歴史 日本中世の村落社会』に掲載の「菅浦文書と絵図」が国宝に指定へ

 
長浜城歴史博物館編『菅浦文書が語る民衆の歴史 ―日本中世の村落社会―』にオールカラーで掲載の「菅浦文書と絵図」が国宝に指定されます
 
▼菅浦文書と絵図 国宝に/大津百艘船資料など重文/地域活性化へ期待(朝日新聞2018/03/10)
 
 国の文化審議会は9日、中世の村の自治組織「惣村(そうそん)」の暮らしなどを記録した「菅浦文書(すがうらもんじょ)」と絵図を国宝に、琵琶湖の水運を担った「大津百艘船(ひゃくそうせん)」に関する安土桃山時代~明治時代の資料など3件を重要文化財に、それぞれ指定するように答申した。県内での国宝の指定は52年ぶり。…
https://www.asahi.com/articles/ASL393PQFL39PTJB004.html 
 
▼長浜城歴史博物館編『菅浦文書が語る民衆の歴史 日本中世の村落社会』
http://www.sunrise-pub.co.jp/isbn978-4-88325-551-1/
 

 
 
▼県内52年ぶり 国宝指定/文化審答申 菅浦文書と絵図/長命寺文書など3件重文/喜びと後世に伝える重責と/長浜/白洲正子さん紹介の地「一層魅力高まった」(毎日新聞2018/03/10)
 
 …1281通のうち「菅浦惣庄置文」(1461年)には、盗人を裁く際には証拠をもって行うことなどが記されている。長浜市の市民協働部次長(歴史遺産・博物館・学芸担当)の太田浩司さん(56)によると、警察権や裁判権を持っていた中世の菅浦に近代法に近い考えが存在したことなどが分かるという。また「絵図」は菅浦と隣村との田地を巡る境界争いで菅浦側の主張を記すため作成された。
 
 菅浦は1970年代初めに随筆家の白洲正子さんが著書「かくれ里」で紹介したことで広く知られるようになり、中世の惣の姿を残す「菅浦の湖岸集落景観」は2014年に国の重要文化的景観に選定、16年に日本遺産「琵琶湖とその水辺景観」に追加認定されていた。…
 
…菅浦文書は今秋、長浜城歴史博物館(長浜市公園町)で公開が予定されている。
 
https://mainichi.jp/articles/20180310/ddl/k25/040/498000c
 

 
▼国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/__icsFiles/afieldfile/2018/03/08/a1402236_02.pdf

 

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