2011年 2月 05日
ダシガラを捨てないお料理
版元ドット・コムの忘年会では毎年、版元が自社の本を1冊持ち寄り、交換会をします。昨年、GETしたのは『新版 ごはんとおかずのルネッサンス 基本編』、イル・プルー・シュル・ラ・セーヌというフランス洋菓子店が版元さんの本でした。
帰りの新幹線で、なぜ洋菓子店で素朴な材料で作る和の料理本を作ったのかとかという謎は解けたのですが、この本の一風変わったことは、イリコ・昆布・カツオで取ったダシガラを捨てるのではなく、一緒に食べてしまうということでした。
ヘーッと思いつつ、茶の間の本棚に差して置いたら、姉が見つけて読んでいるなと思ったら、早速実践してくれたのが、これです。
ほんと、実だくさんの炊き込みごはんとお味噌汁でしょ。他にはフナのお刺身とお漬物でもう十分おなかがいっぱいになりました。たまたま、母が2週間ほど入院した後ということもあり、目下、食事係は姉が一手に引き受けてくれていて、ダシガラも食べてしまうお料理をいろいろ作ってくれています。大根、ひじき、しいたけ、こぼう、ニンジン、大豆など食材は一般に手に入るものばかり。昨年作った自家製の干しタケノコも使ってとリクエストしたところ、うまく調理してくれました。
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