2011年 3月 14日

人々のやさしさに涙

巨大地震の映像には、言葉にだせないやりきれなさを感じつつ自然の威力に驚くばかりです。少しでもなにかお役に立てればと思うのは、だれもが同じ。
昨日、フト目にしたメールで、彦根市民体育館で災害地への救援物資受付の案内を見るや、早速、毛布などを車に詰め込んで体育センターに向かった。ところが、道中がいつにない大渋滞。
いったい何が起こっているのか判明しないまま、数分で到着できる距離を30分間渋滞の中にいて、渋滞の原因が体育センターに向かう人々だったと分かった。
地元バスケットチーム「レイクスター」の選手たちによる救援活動だとは知っていたが、こんなに大勢が詰めかけているとは、予想すらしなかった。
30歳代の家族連れが圧倒的に多かったが、体育館入口には200m余の行列が続く。
私のすぐ後で、本日は受付終了となった。なんでも予想以上の物資が集まり、毛布はもう積みこめないということで、それ以外の物資と些少の義捐金をお渡しできた。ほとんどがメールでの情報取得者のようだったが、駐車場から体育館に向かう途中、なんだか胸が熱くなり、涙がほほを伝わる。日本人の心の中には、まだまだあたたかい、やさしい気持ちがあふれていることに安堵したものだった。
1日も早い復興を願うばかりである。

1件のコメント


  1. 私も行きました。12時過ぎに行ったので最初の方だったと思いますが、すでに渋滞はじまってました。
    車の渋滞と人の行列。でも、並んでしまえばスムーズに進みましたよね。
    ほんと、いつもなら渋滞はイライラするだけですが、このときばかりは、うれしく感じました。
    たしかに家族連れ多かったです。お世話になっている保育園の先生を見かけたり、小中高時代の同窓生家族なんかも何年ぶりかで見かけたり。
    家族がばらばらに、とか、0~5歳児がお母さんに2晩も会えないまま保育所の屋上で過ごしたとか聞くと、
    いたたまれず、何かなにか、と思わずにいられないんでしょう。みんな。
    早く物資が被災地のみなさまに届きますように!

    コメント by 近江っ娘。 — 2011年3月17日 @ 12:49 PM

この投稿へのコメントの RSS フィード。

最近の記事

カテゴリー

ページの上部へ