2006年 6月 05日

現代の近江商人

塚喜商事の塚本喜左衛門さんからのご案内状を頂戴し、京都の重森美玲邸にお伺いした。
重森美玲さんのことをほとんど知らなかったのであったが、テレビコマーシャルに登場していた庭園であった。重森さんは、昭和を代表する造園家であると同時に多彩な才能をお持ちの人であったことを改めて知った。

重森邸と、隣接する屋敷を「招喜庵」として、このほどオープンされたのだ。

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塚本さんは、本業と同時に、伝建地区の五個荘金堂のご自宅を毎年公開されたり、また今は新たに登録文化財の保存にご尽力されていると聞き及ぶ。

かつて近江商人がさまざまな形で地域への社会貢献事業を展開してきたが、まさに塚本さんは現代版近江商人として先人と同様の事業展開をされている。

真夏を思わすような日差しではあったが、涼やかな風が吹く中、清廉なお庭を拝見して豊かな心持ちがする。

イサム・ノグチに影響を及ぼしたという、林立した四国の青石が、一層涼やかさを増幅している。

楽しいひと時を過ごさせていただいたことに感謝感謝である。

塚本様ありがとうございます。

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