2009年 9月 11日

近江と遠江

その昔、京から見て、
近つ淡海=琵琶湖がある国「近江」
遠つ淡海=浜名湖がある国「遠江」
として国の名前が付けられたという。

浜名湖は今は海とつながっているが、それは
明応7年(1498年)の地震で繋がったらしく、
それまでの浜名湖は淡水だった。

関ヶ原の戦いで功を成した井伊直政さんは
佐和山城の城主となり、2代目藩主・直孝さんのときに
彦根城を公儀普請で築城したのだが、
直政の祖先は遠江・引佐の出身である。
近江と遠江って結構繋がりがあるようだ。

今年の1月、以前執筆していただいた加藤先生の講演会が
あるとのことで、愛知県豊橋市へ直販に行ったときのこと。
加藤先生、『近江の山城ベスト50を歩く』を見ながら
「遠州も山城がたくさんあるよ」
「それなら、遠州のベスト50作りましょうか?」
「近江は1国だけど、静岡県は遠州・駿河・伊豆の3国だなぁ」
ってことで、決まったのが、
『静岡の山城ベスト 50を歩く』である。

 
10月、浜松市では「城跡フェスティバル」が開催される。
これに併せて『静岡の山城ベスト50を歩く』を発刊する。

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