2013年 10月 22日

60歳にして、毎食後歯磨きをするようになりました。

26年前、「小学生によんでもらう冊子を作りたい」というお話を歯医者さんから受け、お手伝いをさせていただいたのが『歯の学習』でした。1年生から6年生用にと学年毎にイラストも入れた冊子は八日市市立布引小学校の児童に渡されました。
そしてこの夏、その歯医者さん・井田歯科東診療所の井田亮先生から連絡が入りました。平成19年から地元の滋賀報知新聞に掲載した原稿を元に一冊の本にしたいというお話でした。
そして、出来上がったのが『は・歯・ハの話』、価格は本体888円、もうすぐ発刊です。

井田先生が7年間にわたり、6月のむし歯予防週間や11月のいい歯の日(11月8日)に併せて書かれた原稿を野邑歯科衛生士と相談しながら、章立てなど編集のお手伝いをしていると「もう年だからとあきらめないで」とか「歯磨きは歯垢の除去と歯肉の強化が目的」などと書かれています。
それまで毎食後、歯を磨くことは歯にとって大事なことだと頭ではわかっていたのに、実は朝起きたときにしか歯を磨かなかった私が、「そうか、毎食後歯磨きしなければあかんのや」と一念発起、食後の歯磨きをするようになりました。これを読んだ方のなかには、「そんなの当り前やないの」と思っている方も大勢おられるだろうかと思いますが、なかなか習慣づけられない人には必読です。

実は著者・井田先生はロータリークラブ・西太平洋地域ポリオ撲滅キャンペーンにも尽力された方でもあり、歯科においても「むし歯を削って詰めておしまい」ではなく、まずはむし歯菌を除去することが第一という「予防歯学」を実践されている歯医者さんなので、書かれていることに説得力があります。

毎食後の歯磨きをするようになった最初の頃、歯ぐきから血が出ていましたが、毎日磨くようになると、どうやら歯肉が回復してきたようで、出血しなくなったのも驚きでした。
むし歯処置歯だらけ、ガタガタの歯並びの私ではありますが、でも歯周病で或る日ポロッと歯が抜けることのないように、これからもブラッシング励行と歯周病検査をして健康な歯の維持を心がけようと思っています。

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