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野洲川物語

野洲川物語

田村 喜子
判型 46 184ページ 並製
ISBN 978-4-88325-255-8
刊行年月日 2004年08月01日
書店発売日 2004年08月01日
本体価格 1,500円+税
税込価格 1,650
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内容紹介

滋賀県南部を横切って琵琶湖にそそぐ「近江太郎」の異名を持つ野洲川は、ほぼ10年に1回の割合で大氾濫を繰り返す暴れ川だった。
水害を被るたびに流域の村々が堤防を積み増しした結果、下流では川底が周囲の地面よりも高い天井川となり、危険この上ない状態となっていた。下流部で分かれた北流と南流の改修は、流域住民の悲願だったが……。
『京都インクライン物語』で第1回土木学会著作賞を受賞した田村喜子が、改修事業に関わる流域住民のさまざまな心の動きを活写。

著者プロフィール
田村 喜子(タムラ ヨシコ)

京都市生まれ。都新聞記者を経て捜索活動に入る。『むろまち』でデビュー、『全国みちの駅』など、代表作『インクライン物語』は第1回土木学会文学賞を受賞。風土工学デザイン研究所理事長、国土交通省審議会員などを歴任。

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