琵琶湖の魚類図鑑

琵琶湖の魚類図鑑

藤岡 康弘 編, 川瀬 成吾 編, 田畑 諒一 編
B5 232ページ 並製
ISBN978-4-88325-825-3 C0645
奥付の初版発行年月:2024年08月
書店発売日:2024年08月29日
近日刊行予定
4000円+税

内容紹介

琵琶湖・淀川水系にすむ魚類83種と主な貝類と甲殻類各10種の生態と見分け方、さらに琵琶湖の歴史や漁業・食文化などについて、それぞれの研究者31名が最新研究成果も盛り込んで解説した待望の本格的図鑑。カラー写真約550点掲載。

目次

本書の使い方
第1章 魚たちのすむ琵琶湖
 琵琶湖の成り立ち
 琵琶湖地域の気候の変化
 琵琶湖水系のさまざまな環境
 琵琶湖水系の魚類の分類
 琵琶湖産魚類の起源とその分布の特徴
第2章 琵琶湖の魚たち
 ヤツメウナギ科/ウナギ科/コイ科/アユモドキ科
 ドジョウ科/フクドジョウ科/ナマズ科/ギギ科
 アカザ科/アメリカナマズ科/アユ科/キュウリウオ科
 サケ科/トゲウオ科/メダカ科/カダヤシ科/ケツギョ科
 サンフィッシュ科/カジカ科/ドンコ科/ハゼ科
 タイワンドジョウ科/タウナギ科
第3章 琵琶湖のおもな貝類・甲殻類
 淡水生貝類の概要
 カワニナ科/タニシ科/イシガイ科/シジミ科
 甲殻類の概要
 キタヨコエビ科/カマカヨコエビ科/ヌマエビ科
 テナガエビ科/アメリカザリガニ科/サワガニ科
 モクズガニ科
第4章 琵琶湖の漁業
 琵琶湖水系のおもな漁と漁具・漁法および増養殖
 琵琶湖の伝統食
 これだけは知っておきたい魚つかみに関する法令
和名索引

著者プロフィール

藤岡 康弘(フジオカ ヤスヒロ)

1954年滋賀県生まれ。三重大学水産学部卒業。農学博士(東京大学)。元滋賀県水産試験場長・元滋賀県立琵琶湖博物館上席総括研究員。現在、滋賀県立琵琶湖博物館特別研究員。淡水魚の生態・生理・性決定などを研究。著書に『川と湖の回遊魚ビワマスの謎を探る』(サンライズ出版)、『ふなずしの歴史』(サンライズ出版、分担執筆)、『自然・生業・自然観』(小さこ社、分担執筆)など。主な研究対象はビワマス、ウツセミカジカおよびホンモロコなどの琵琶湖固有種。

川瀬 成吾(カワセ セイゴ)

1987年滋賀県生まれ。近畿大学大学院農学研究科修了。農学博士。現在、滋賀県立琵琶湖博物館主任学芸員。専門は魚類系統分類学、保全分類学。著書(分担執筆)に『増補改訂日本の淡水魚』(山と渓谷社)、『シーボルトが見た日本の水辺の原風景』(東海大学出版部)など。主な研究対象はカマツカ亜科、タナゴ亜科、琵琶湖・淀川水系産淡水魚。

田畑 諒一(タバタ リョウイチ)

1986年神奈川県生まれ。京都大学大学院理学研究科・博士後期課程修了。理学博士。現在、滋賀県立琵琶湖博物館主任学芸員。専門は魚類学、進化生物学。著書に『ナマズの世界へようこそ ─マナマズ・イワトコ・タニガワ─』(サンライズ出版、共著)、日本魚類学会編『魚類学の百科事典』(丸善出版、分担執筆)など。主な研究対象は琵琶湖の魚を中心として日本各地のさまざまな淡水魚。

   

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