2011年 11月 17日

11.13錦秋の近江かくれ里を歩く ツアー報告☆

 
ピックアップ情報(ニュース)
「11/13「錦秋の近江かくれ里を歩く」ツアー開催しました」
の続き↓
 
参加者は34名、JR米原駅に9時に集合し、まずまずのお天気の中を、バスで菅浦に向け出発しました。
受付時には、となりで著者自ら『近江のかくれ里』を販売していたいかいさん。
「今日は特別価格、サイン付き、握手付き、笑顔付きですよっ♪」
と明るく元気に声を張り上げ、このときすでに10冊は売られていたようです。
(当日トータルでは14冊売れました!)
 
その元気な声はバスの中でも。
湖岸道路を北上する道中、北近江に点在する万葉歌碑の解説ガイドをしていただきました。
いかいさんは近江の古典文学を研究され、各地で万葉集・歌碑の講演も行われているので、お手のものです。
慣れたかんじでテンポ良く解説され、ときには冗談を交えて笑いをおこすなど、楽しい雰囲気の往路となりました。
ガイド冒頭に「私は晴れ女なので」と宣言されたのですが、
木之本から西浅井へとトンネルをくぐるにつれ少し雨がパラつきはじめました><;
そんなはずは…!
きっと午後の菅浦散策には晴れるはず☆
と、強く念じ、また、いかいさんの晴れ女パワーを信じながら、
やがて菅浦のつづらお荘に到着しました。
 
「ランタの館」1Fから入館、すぐの会議室にていかいさんの講演が始まりました。
題して「『近江のかくれ里』刊行の舞台裏」。
刊行に至るまでの経緯や、苦労話、各地を取材してのエピソード、
敢えて書かなかったこと、諸事情により書けなかったこと、など
本書には載ってない、「ここでしか聞けない話」をお話いただきました。
つまりツアーに参加してこそ聞けた著者直々のウラ話です。
 
講演終了後は、つづらお荘の展望の素晴らしいレストランにて昼食タイム。
湖国の食材をふんだんに使ったお料理で、大変美味でした。
みなさんにも好評だったようです^^
 
さて昼食の後に続く散策。気になるお天気は…
なんと、晴れてきたではありませんか。
いざ外へ出ると、日が射してきました!
お約束通り。
いかいさんのお天気パワーはさすがです☆
 
つづらお荘から徒歩で、湖岸の散策路を歩き(ほんとに波打ち際!気持ちよかったです♪)、菅浦集落入口の四足門にたどり着きました。
そしてすぐ隣からはじまる須賀神社の参道をのぼり(ゆるい登り坂になっています)、途中、郷土史料館に寄って見学し、いざ須賀神社に参拝。
白洲正子がそうしたように、土足禁止の本殿への石段は、素足で。
ですが個々の体調や事情もあるでしょうから、半数くらいの方は用意されているスリッパをご利用になったようです。
お参りが終わり、来た道を引き返して下の鳥居まで。
約1時間半くらいの散策でしたが、終始ガイドしてくださったつづらお荘の大橋社長が、菅浦で生まれ育った地元人ならではのリアル体験談も交えて解説してくださり、とてもよくわかりました。
(参考⇒つづらお荘HP「民話でたどる菅浦の風景 =隠れ里=」)
(つづらお荘HP「おすすめ体験プラン」>「菅浦散策」)
ガイドは手慣れていらっしゃるようで、さすが雄弁に、飽きさせないように笑いのネタも随所に入れながら。
本当に笑いは絶えませんでした^^
 
午後3時、菅浦を後にして、バスは帰路へ。
途中、道の駅あぢかまの里に寄り、お土産などお買いもの。
水鳥観察や夕陽100選で有名な道の駅湖北みずどりステーションにも寄りましたが、天気はあいにく、いわゆる湖北時雨のような暗いかんじになっており、期待していた景色は望めませんでした。
 
復路バス中、旅のしめくくりにいかいさんに一言求めると、
最近個人的に行かれた大阪安得グルメ旅行の楽しいお話を披露してくださいました。おいしい串カツの店も紹介してくださいました(笑)
ほんとに、最初から最後まで、愉快で楽しいお話をありがとうございました!!
 
JR米原駅に帰着したのは午後5時過ぎ、もうあたりはすっかり暗くなっていました。
遠くは埼玉から、たくさんのご参加、本当にありがとうございました。みなさんお疲れ様でした。
今後とも、「淡海文化を育てる会」を、サンライズ出版を、よろしくお願いいたします。
 

↓講演会「『近江のかくれ里』刊行の舞台裏」(10:30~12:00)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

↓つづらお荘新館(レントラ)2Fレストランにて昼食♪
~お品書き~
・食前酒 梅酒
・前 菜 蜆煮 鮴佃煮
・お造り 四種盛り
・鍋 物 鴨すき鍋
・焼 物 琵琶鱒の塩焼き
・蒸 物 茶碗蒸し
・油 物 河豚と公魚の天麩羅
・水 物 リンゴプリン
・吸 物 真丈 三つ葉
・漬 物 野沢菜 山椒昆布
・ご 飯 西浅井産近江米(生産者桑原与之吉)
                                  
どうです~美味しそうでしょ☆美味しかったです!!写真は最初に撮ったものなので、あとからきた揚げたての天ぷらやデザートなどは写っていませんが。湖国秋の幸がふんだんに取り入れられていました♪
   
                              
↓午後の「菅浦散策」(13:00~14:45)

中央のスーツ姿の男性がガイドをしてくださったつづらお荘社長の大橋さん。
湖岸の、波打ち際を歩く気持ちの良い散策路を歩きました♪車道と散策路の間に植えられた桜が紅葉していました。
下見のときには到底気付けなかった散策路。
地元の方の案内があったからこそ歩けたみち、ラッキーです☆
                                                                          
↓菅浦集落入口の四足門。

                                                                                                                                                                                                                                                                                  

                        
↓須賀神社の本殿へお参り。

本殿への石段は、土足禁止。
事情が許される限り、是非とも素足で参拝ください。一応スリッパも用意されています。
大橋さんの足元にご注目。
当然といったように、素足ですね。

                                                                             
↓いかいゆり子さん。須賀神社本殿にて。

この笑顔。素敵です☆
白洲正子ふうに?ポーズ。お似合いですね!
いかい先生、ご苦労さまでした。
素敵な楽しいツアーを、ありがとうございました。

1件のコメント


  1. 近江っ娘さん、ご報告ありがとうございます。本当に楽しいツアーでした。
    淡海文庫創刊当時より継続開催してきたツアーが近年少し少なくなってきたのですが、また楽しい企画で近江の神秘を楽しみましょう。

    コメント by 木綿屋 — 2011年11月25日 @ 8:57 AM

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