2011年 8月 01日

7/31大河ドラマ「江」・・・は、ちょっと泣けました

 
昨日7/31(日)、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第29回が放送されました。
 
どこで泣けたかと言うと、
江と完(さだ)の離別シーン。
秀吉に徳川に嫁げと言われ、さらに完は秀勝の子であるからつまりは豊臣家の子なので置いて行け、と。
淀が後で江の部屋を訪れフォローして言ったのは、
乱世でどう動くかわからない、豊臣と徳川が争うことになるかもしれない。
そのとき完が徳川方に居たらどうなることか、豊臣家に居た方が安全だ。完のためなのだ、と。
江は我が身のこれまでの人生を振り返り、完のため…という言葉に、思い直したようで、
淀に、淀の子として、「命をかけて守ってください」と言って別れを決心します。
 
 
そんな。。。
 

いよいよ離別のとき、
完が「母上はどこ」と探しまわる。
もう会わないと決めた江は、完と遊んだかざぐるまを手に、完の顔を見ずに、振り返らずに、
嫁入りに出てしまう。
 
その「生き別れ」のシーンに、自然と母娘の気持ちに感情移入してしまい、ボロボロと涙が出てしまいました。

長い目でみて、完のため。
理屈はわかるけれど、まだ幼い子と、母の別れ。
どんな事情があれ、悲しすぎる、辛すぎる。
 
 
でも、戦国の世では、こうした出来事は、決して珍しいことではなかったんだろうな。
戦国に生きた姫たちというのは、世の流れ、権力に振り回され、辛い思いをたくさんしてきたんだ…
あらためてそのことを思い、何というか、切ないような、
それでも果敢に生き抜いてきた彼女たちに頭が下がる思いを抱きました。
強い。心が強いと思いました。
 
離別を決めた江に、なんでそんなことが出来るのか、と思いもしましたが、
後で考えると、
でも「本当に子のためを思う」とき、そのような身を切る思いの決断も、
できるかもしれない。
母だからこそ、できたのだろう。
とも思えました。
 
戦の中で、わが子の命だけは、と思う母の気持ち。
この子が生き延びていけるならばどんなことでも、と思う気持ち。
それはいつの時代も、どのような身分であっても、きっと変わらない。
 
母は強し、です。
 
わたしも強い母になりたい。
 
 
 
◎以下、サンライズの大河ドラマ関連本です↓
————————————————————————————————-
『1時間でわかる浅井氏と三姉妹』 →大人は20分くらいかな。(わたしは20分で読みました)
『江・浅井三姉妹博覧会公式ガイドブック』
『浅井三姉妹を歩く』
『花々の系譜 浅井三姉妹物語』
『近江戦国の女たち』
 
 

 

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