2008年 9月 08日
年賀状デザインがよみがえった
夏の初めにとてもうれしいニュースがあったのだが、ようやく解禁!!
実は、父が描いた年賀状デザインが郵便局で受け付けている年賀状印刷に採用されたことです。
元々サンライズは謄写版印刷から出発した会社で、年賀状印刷は残された作品から見ると、昭和6年から
初めています。 当時はまだお年玉はがきが発売されていない時代で、私製はがきに印刷していました。
ウシはおそらく郷土玩具からヒントを得た作品だと思いますが、当時、創業者の岩根豊秀は一人でデザインから印刷までこなしていました。
昭和40年頃だったかと思うのですが、現在のように年賀はがきの予約注文などなかった時期、私たち子供は年賀状発売日には、郵便局で年賀状を買うため並びに行ったこともありました。
今から36年前の年末のこと、家族用に印刷してくれていた年賀状がみんなに使用されてしまい、私の分が無くなったことを知った父は、特製年賀状を私用に作ってくれたことを思い出しました。オレンジのウシの絵と文字は銀の2色刷りでした。
世の中はめまぐるしく変わったけれど、こうして年賀状のデザインがまた蘇ったことは何よりです。
ちなみにネット注文も開始されています。
ウシは268-C 、ヤッコダコは269-C
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