2005年 9月 29日
其の壱 醤油瓶
陶器の瓶で、後ろには「ますたけしょうゆ店」と書かれています。
瓶の上と下の注ぎ口には木の栓がついていたはずですね。
酒樽は注ぎ口が上ですが、醤油の注ぎ口が下にあるのは、
醤油の上にカビが発生しても、醤油に影響が及ばないように
考えられたということです。
昭和30年代は確か木の樽だったように記憶していますが、
これは戦前のものなのでしょうか?
販売店名入りということは、リターナブル容器だったことがわかります。
ちなみに我が家はお醤油屋さんの親戚がいて、今も樽買いです。
今は、プラスチック製で、無くなったら配達してもらい、使い切った樽は
持って帰ってもらいます。
陶器の瓶と並べてみました。プラスチック製は5升入りです。
小さい頃はお醤油を切らすと、片口を持って、
「おばちゃん、お醤油分けて」と同じ醤油を使っている親戚の
家へ走っていったものです。