▼湖治水の偉業 一冊に/石田さん 江戸の庄屋3代題材/新旭
高島市新旭町深溝の石田弘子さんが、江戸時代後期、瀬田川のしゅんせつに尽力し、治水の先覚者とされた庄屋三代の功績を「琵琶湖治水に命をかけた藤本太郎兵衛三代」に著し、出版した。
石田さんは一九八二(昭和五十七)年に旧新旭町教委の嘱託職員として町史編さんに携わり、町内の資料収集に努める中で、同郷の藤本家の三代にわたる苦労を知った。「琵琶湖治水沿革史」や藤本家に伝わる古文書、区有文書などを丹念に調べ、五章にわたって偉業を明らかにした。……(中日新聞2020/01/06)
琵琶湖治水に命をかけた藤本太郎兵衛三代
ISBN978-4-88325-196-4
▼光秀の生涯を辿る! ドラマが何倍も楽しくなるガイドブック
『明智光秀ゆかりの地を歩く』は正確な資料と、細かな考察に基づいて活躍の足跡や、「本能寺の変」のミステリーなどに迫るガイドブック。出生から丹波攻め、本能寺の変、そして山崎の合戦まで、光秀の生涯を追いながら多くの謎を丁寧に解説しています。
岐阜・滋賀・京都・福井など、ドラマの舞台となる土地の見どころをオールカラーで紹介。写真をふんだんに使い、読み応えのある内容です。
テレビドラマでも悪役として登場することが多かった光秀の新たな一面を知ることができる一冊。大河ドラマを観る前に予習をしたり、ドラマを観ながら資料を見比べたりすれば、主人公の明智光秀をより身近に感じ、ドラマをもっと楽しめそうです。
明智光秀の活躍は、歴史の流れを変え、現代にもつながる影響を残したとも。光秀ゆかりのスポットを巡り、新たな視点で歴史を見つめ直し、大河ドラマも楽しんでみてはいかがでしょうか。(NTTドコモ iコンシェル「暮しのガイド Trend&Topics」2020/01/01)
▼サンライズ出版と印刷の歴史
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1930年、「サンライズスタヂオ」として会社の歴史が始まった。初期の事業は近所のチラシやポスターの印刷などだった。
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1993年、出版コードを取得し、出版事業を本格化させる。翌年には購読者の会の形をとって県内の各界の人々が参加した「淡海文化を育てる会」が設立され、シリーズ「淡海文庫」が始まった。
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サンライズ出版は、印刷技術の変化を乗り越えて近江の魅力を日本中に伝えている。(「関西地域研究報告書 近江の魅力を探る。」)
※2019年5に筑波大学附属駒場高校2年生6名が「関西地域研究」として小社を訪問。その取材結果を「近江の魅力を探る」をテーマに冊子化されたものです。すばらしい出来栄えに感激! ご送付ありがとうございます!
2019年も小社をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。年末年始は、12月29日(日)から1月5日(日)まで休業いたします。2020年1月6日(月)から通常営業いたします。
※休業期間中にいただいたご注文、お問い合わせに関しては、1月6日(月)以降のご対応となります。ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
明くる年も変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。
▼最新号は国友鉄砲を特集 湖北地域情報誌「み~な」
長浜市の企業などでつくる「長浜み~な協会」は湖北地域の情報誌「み~な びわ湖から」の最新号を発行した。「火蓋(ひぶた)を切れ 国友鉄砲」と題し、同市国友町で生産が盛んだった「国友鉄砲」の特集を組んだ。
特集は四十八ページを割き、写真や図表を多用しながら国友鉄砲の歴史や技術力の高さを紹介。「長浜曳山(ひきやま)まつり」の曳山に見られる鉄砲作りの技や、科学者としても知られる国友一貫斎の業績、史跡も掘り下げた。
最新号は百三十九号で、B5判、七十二ページ。税込み四百八十円。湖北地域の書店などで取り扱っている。(問)長浜み~な編集室=0749(63)0317(中日新聞2019/12/28)
中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20191228/CK2019122802000032.html
長浜み〜な編集室
http://n-miina.net/
▼長浜ものがたり大賞コレクション2
……目次のタイトルを見るだけでも、小谷、石田三成、モンデクール、治部と刑部、鏡湖、一貫斎など、いかにも地元ネタに直結する名詞が並んでいるのが楽しい。当然、どの作品にも似たような場面設定があり、見慣れた光景が描かれてもいるのだが、それぞれの作者ならではの視点や、独創的な発想によって、ものがたりは展開している。そうくるか!と思わず引きこまれてしまう作品も多く、気になるタイトルから読み進めるのもお薦めだ。……(「み~な びわ湖から」139号、2019/12)
長浜ものがたり大賞コレクション2
ISBN978-4-88325-667-9
▼明智光秀ゆかりの地を歩く
……『麒麟がくる』ゆかりの地として、大津市坂本、近江八幡市安土町、福知山市、亀岡市などが取り上げられるほか、越前朝倉史跡、西教寺、福知山城などのスポットも紹介。豊富なカラー写真でかつての現場の今を見ながら、光秀の生涯がビジュアルによって学べるので、光秀初心者にも親しみやすい一冊だ。(「み~な びわ湖から」139号、2019/12)
明智光秀ゆかりの地を歩く
ISBN978-4-88325-666