琵琶湖治水に命をかけた藤本太郎兵衛三代

淡海文庫 64
琵琶湖治水に命をかけた藤本太郎兵衛三代

石田 弘子
B6判 160ページ 並製
ISBN978-4-88325-196-4 C0321
奥付の初版発行年月:2019年11月
書店発売日:2019年12月05日
在庫あり
1500円+税

内容紹介

琵琶湖から流れ出る川は瀬田川1本のみ。大雨になれば湖水は溢れ、田畑は水害に悩まされるのが常だった。江戸時代後期、湖辺農民の苦しみを救うべく幕府に自普請川浚えを願い出た藤本太郎兵衛三代の歴史を記す。

目次

第一章 琵琶湖の洪水と深溝の農作業
第二章 庄屋太郎兵衛(直重)立つ
第三章 二代目命がけの駕籠訴
第四章 三代目で宿願達成
第五章 郷土の線視線藤本太郎兵衛の顕彰

著者プロフィール

石田 弘子(イシダ ヒロコ)

1945年 滋賀県高島市生まれ
滋賀県立高島高等学校卒業後、新旭町教育委員会に勤務、『新旭町誌』、『明治の村絵図』(新旭町)、『新旭町五十年のあゆみ』等の編纂に携わる。また、高島市立湖西中学校非常勤講師を務めるなど、郷土の調査研究と太郎兵衛さんの顕彰活動を続けている。
深溝響信社社中(雅楽保存会)、高島市文化財保護審議会副会長
主な共著に『近江を築いた人びと』滋賀県教育委員会 1992、『人づくり風土記 江戸時代25滋賀』農村漁村文化協会 1996、『近江の先覚 第2集』滋賀県教育会 1997、『湖西湖辺の道』淡海文化を育てる会編 サンライズ出版 1997等

   

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