洗心の一滴

洗心の一滴

一色 正七
A5判 271ページ 上製
ISBN978-4-88325-202-2(4-88325-202-7) C0037
奥付の初版発行年月:1999年10月
在庫僅少
2000円+税

内容紹介

本書の内容は、著者が虎姫高・彦根東高の校長時代、生徒に語った事柄が大半で、その他、心の教育についての講演記録や、謎とロマンに満ちた黄金比等について述べたものである。地学・数学を担当してきた著者が平素感じていたことは、教育にもつまるところ、王道やマニュアルといったものはなく、教育で効果的なことは、教師の精進から生まれる人間的感化力と、生徒自身が主体的に人間形成をしてゆく意欲実践力が掛け合わされることである。こうした観点で、式辞や挨拶は、生徒、そして著者自身の洗心・育心のためにも知恵をしぼり、できるだけ深い視点と広い視野で話を組み立て、主情的に迫っていくことに意を注いだ。手元に残された860の原稿から書名に関連した約50編を選び、それぞれ前後の不要部分を削除し、次の十章にまとめたものである。

目次

 まえがき
 1 人生の傍らに
 2 人生を歩む
 3 生活を見直す
 4 心身の健康をはかる
 5 学びの道を歩む
 6 科学的視野を持つ
 7 少年アドバイスルームにて
 8 青少年の心の教育
 9 回顧
10 美の神秘性について
—黄金比とフィボナッチ数列—
あとがき

   

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