近江から望みを展く

近江から望みを展く

西川 幸治
四六版 276ページ 並製
ISBN978-4-88325-273-2(4-88325-273-6) C0020
奥付の初版発行年月:2005年03月
在庫あり
1800円+税

内容紹介

身近な環境を「虫の眼」をもって見つめなおし、しだいに視点を高くして「鳥の眼」をもって観察し、広い地域に関心を示し、比較・相対視する視覚をもつ……。1960年以来、仏教文化の源流・東西文化交流を探る一方で、町なみの保存修景に関わってきた著者のスタンスが、まさに郷里の滋賀県立大学で実践された。「地域に根ざす大学」として開学した10年を振り返るとともに、町なみ保存、世界の文化遺産などについて語る。

目次

1 迎えることば・送ることば
  きびしい現実を探検の精神で
  技術の革新と郷土愛
  人間愛・福祉・町づくり
  「実験的精神」の伝統
  国際化と「誠心の交わり」
  地域に根ざし、地域をこえた展望
  移動が生みだす価値
  夢と不屈の精神

2 地域に根ざす大学
  地域に根ざし、世界へはばたく滋賀県立大学
  地域に根ざし、地域に貢献する大学の可能性
  『凛』によせて
  合気道部創立十周年によせて
  内井さん 追悼

3 琵琶湖畔でかんがえる
  潮音 風声
  学問寺・比叡山延暦寺
  彦根と能

4 近江にみる町づくりの実験
  びわ湖をめぐる町づくり
  町づくりの知恵
  近江・再発見
  京と近江
  蓮如の町づくり
5 ガンダーラ・バーミヤーンへの想い
  ガンダーラ—東西文化の交流—
  バーミヤーン大仏の破壊
  アフガニスタンの暮らしと文化遺産
6 最終講義
  地域文化財と世界遺産

   

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