改訂版 地域共生論

改訂版 地域共生論 300人規模のアクティブラーニング

滋賀県立大学地域共生論運営委員会 編
A4 164ページ 並製
ISBN978-4-88325-717-1 C0036
奥付の初版発行年月:2021年03月
書店発売日:2021年03月12日
在庫あり
1000円+税

内容紹介

地域共生論は300人を超える人数でのアクティブラーニングを実践する滋賀県立大学の全1回生必修科目。文部科学省COC事業に採択されたことを期に開発された。毎回の授業では、大ホールにおいて様々な学部学科の学生が入り交じった60程のグループでワークショップを実践する。本書ではこの大人数でのアクティブラーニングを行うノウハウと、全学部の教員が参加する具体的な授業内容や活用するワークシートを紹介。2021年3月改訂版発行。

目次

はじめに/受講生の皆さんへ
序 地域共生論のすすめ方
1 地域共生とは何か
2 コミュニケーションが育むもの
3 SDGsと地域共生
4 人が人として生きていくための共生① -コミュニケーションとは-
5 人が人として生きていくための共生② -「人と人が互いに分かり合う」コミュニケーションのために-
6 ひとと技術の共生① -滋賀の未来のものづくり-
7 ひとと技術の共生② -暮らしの省エネ-
8 ひとと技術の共生③ -地域社会におけるものづくり-
9 自然と地域との共生① -未来の持続的な社会をいかに描くか-
10 自然と地域との共生② -建築・街・農業に里山は必要か-
11 自然と地域との共生③ -あなたたちが選ぶ2030年の社会とは-
12 琵琶湖をめぐる共生の旅① -旅の目的-
13 琵琶湖をめぐる共生の旅② -旅を企画する-
14 琵琶湖をめぐる共生の旅③ -プレゼンテーション-
15 私の地域共生論 -授業を通じて得た学び-

前書きなど

本書は、公立大学法人滋賀県立大学の全1回生約650名が必修とする授業「地域共生論」のテキストです。授業は1限(1時間目)と2限(2時間目)に半分ずつに分かれて実施します。半分で300人を超えるのですが、授業ではこの300人を超える学生たちで「ワークショップ」を行います。しかも階段教室状の大ホールで、15週間。
ちょっと無理でしょう、と思われるかもしれませんが、関係の教職員や学生がいろいろと工夫し協力して実現することができました。本書ではテキストとしての利用を想定していますが、そうした大人数でのアクティブラーニングの手法のヒントを紹介する内容にもなっています。
近年の学生はコミュニケーションが苦手と言われますが、この授業ではまずその苦手意識を払拭してもらうよう、トレーニングを積んでもらうような内容となっています。この手法が皆さんのお役に立てばと思います。

   

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