2006年 5月 25日

林哲夫さんと井上多喜三郎の本

今日、地方小さんから珍しく『近江の詩人井上多喜三郎』5冊の注文があった。
書肆アクセスでフェアをする分と聞く。
担当のKさんが「林哲夫さんがコメント書いて平積みだそうです」と教えてくれる。

むむっ?
気になって検索したら……
あっやっぱり!!

「書評のメルマガ」2005年2月の「2004年この版元がエライ」というコーナーで
サンライズ出版を選んでくださった方だった。

で、更に検索したら、以前ヒットした
「サンライズ出版はまじめな出版社だが
名前がパチモンみたいで、損してるかな」と書いていたのも、
林哲夫さんの7月8日のホームページだった。

私が生まれるずっと前、昭和の始めからサンライズという屋号で、
初期の頃はサンライズスタヂオという言葉も使っていたため、
何にも気にせず当然のこととして、社名にある種の誇りを持っていた。

だからこのパチモンという言葉には少なからずショックを受けたのである。

でも、もう気にしないことにします。
読みたいと思っていた人に本が届き、そして紹介をしてくださったのですから。
そしてフェアでの選書、ありがとうございます。

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