2011年 4月 12日

読者の方からお土産をいただきました。

 
先週の土曜日(4/9)に、ある読者の方がご旅行がてら弊社に寄られ、なんとお土産をくださいました。
 
実は、この方が当日来られることはわかっていました。
何度もうちの本をご購入いただいているお客さまで、最近もFAXでご注文があり、注文書の備考欄に書かれていたことに対してお返事をメールでご連絡させていただきました。
 
サンライズは中山道沿い(鳥居本宿)にありますが、中山道を米原方面へ行くと、番場宿手前に「鎌刃城跡」へ案内する道の看板がたっており、登山口があります。
鎌刃城は戦国時代の山城で、うちでも本を出していますが、
(『戦国の山城・近江鎌刃城』)
この読者のNさんは、雪のあるときに一度のぼられ、4月にもまた訪れる予定だ、ということを書かれていました。
なので、4月は彦根市内の桜も見頃となっているでしょうから是非彦根城などにもお立ち寄りになってみてください、とご案内さしあげました。
佐和山から望む彦根城山の桜、もまた良いですよ、とも。
 
すると、彦根城は一番のお気に入りで、ここ数年春と秋にめぐっておられるとのことや、
そのときに『彦根城を極める』をお買い求めになって以来、うちの他の山城関係の本などをご購入いただいていること、
さらには、実は弊社に一度足をお運びになったこともあるとのことを、
ご返信にてお知らせくださいました。
そうして2、3度やりとりしているうち、4月9日(土)に鎌刃城を再訪されるとのこともお知らせくださいました。
あいにく休業日ではありましたが、実際に弊社にもお立ち寄りくださり、たまたま居合わせた社長が対応してくれました。
そして、お土産(菓子折り)を手渡され、わたしによろしくとのことを言われたそうです。
 
とても嬉しかったです。
 
ちょっとした観光のご案内を差し上げただけなんですが、発展して話題に花が咲き、楽しいやりとりをさせていただいただけでもこちらとしては嬉しかったんですが、
こうして実際に来社されておみやげまでくださるなんて。
 
こういうのは、注文対応をしている者ならではの喜びだなあと思います。
 
単に、注文を受け、商品を発送して清算するだけのやりとりに終わるのがほとんどです。

でも、たまに一言書き添えられるお客さまがあります。
本の内容に関するご質問や感想だったり、払込用紙の記事欄に一言のお礼を書いてくださったり。
それに対してこちらもお返事させていただくときに、今回のような、単なる注文者と受注者ではなく、個人と個人のような人間味のあるやりとりが生まれることがあります。
 
お顔までは見えないことがほとんどですが、読者の方の生の声を直に聞けるというのは、出版社の人間としては貴重な、嬉しいことです。
喜びであり、励みにもなります。
 
今回のNさん。
いろいろやりとりをさせていただいただけに、
是非ともお会いしたかったです。
また次回…!!
 
本当にありがとうございます!
 
 

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