2008年 6月 19日

あの安藤忠雄さんが彦根に来る

今日、滋賀県立大学に行ったら、安藤忠雄さんのポスターが貼っていた。
事務のTさんの話によると、今回の特別講義は大学が頼んだのではなく、
安藤さんからのオファーで、日時指定だったらしい。

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なるほど、「夢をつくる―地域を元気に―」のポスターに書いている
ここがポイントなんですね。

若者たちに言いたいことがある-。
そして対象は滋賀県立大学学生・滋賀大学学生・聖泉大学学生および一般で、
定員は学生400人、一般100人。
さぞかし辛辣なお話がポンポン出てくるのだろうなぁ。
是非行きたいところだが、あいにく当日は出張と重なって聞きにいけない。

お時間のある方、あっ、特に学生諸君はぜひ講義に出席するように!!

2008年 5月 5日

伊庭の坂下し

連休前に新聞で5月4日に能登川駅集合のハイキング記事を見つけ、JR能登川駅に着いたところ、すごい人、人、人。
JRのふれあいハイキングの冊子に掲載されていて、当日受付もOKだったので、総勢220人とのこと。健康と気軽に行けてお金もかからないハイキングブーム。参加者には子供もいたが、大半は私と同じ中高年。友達や夫婦連れもあるけど、結構独りで参加する人も多い。コースは飛鳥・白鳳時代の大きな礎石のある法堂寺遺跡から前方後方墳の神郷遺跡、明治時代に伊勢神宮の本殿を譲り受けたという乎加神社から、五個荘の近江商人屋敷、繖山の地獄越えを経て、不動の滝、安楽寺、繖三峰神社の「伊庭の坂下し祭」見学。

一番見たかったのが、「伊庭の坂下し祭」。山頂から約500メートルの急峻な坂を500キロもある神輿三基を下ろすという危険を伴うお祭りで、近江の奇祭として知られている。この祭で下ろされる神輿は大浜神社に安置されているのだが、実はこの大浜神社の神主さんは、30年近く前に自費出版のお仕事をさせていただいた方だ。

私たちがここへ到着したのは、ちょうど最終の麓の鳥居前近くまで神輿が下りてきたところで、最後の坂を下りるのを皆が待ち受けていたところだった。 集落の入口には御稚児さんがゴムのタイヤをつけた近代的な?輿に乗せられ、鳥居まで行くところだった。以前はもちろん古式ゆかしい男たちが担ぐ輿だったら しいが、なんせ若衆は3基の神輿を山頂から引きずり下ろすという命がけの行事に参加しなければならないから、御稚児さんの輿の担ぎ手が足りないのだろう と、納得。

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神輿が降りてくるのを待っていると、一見暴走族風のお兄さんの集団???
いえ、違う違う。
神輿を下ろすのはだいたい高校生以上の若衆で、これを卒業すると、声をかけたり、
神輿が下りるのを手伝ったりする役目の兄さん達のようだ。

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これが、鳥居前の最終の坂道を通過中の神輿。もっと上の方は大きな岩がゴロゴロしているらしく、
警備役のおじさんは「今日は怪我人が3人や」と話してくれた。

ところで、2基目の神輿を見ようと少し坂を登って見物していたら、例のお手伝い役の若衆に見覚えのある人が……。
クレフィール湖東に勤めているN君ではないか。
「えー、まさか?」

神輿が無事、麓まで下ろされたので、N君に声をかけた。
「人手が足りんからねぇ。まだ手伝ってるんや」
彼は37歳。
この神輿は前日に山の上まで上げるらしく、それも未だに坂道を人手だそう。
下ろすよりも引き上げるほうが大変だと話されていたが、納得。
こうして郷土の伝統的なお祭りを担っている知り合いが、また一人増えた。

このお祭りは正午から行われる山頂の神事が見ものとも聞いた。
また、もう一度見に行くことにしよう。

2008年 4月 13日

仏桑花の会「茶会」

まさに桜が満開の今日、「埋木舎」ご当主、大久保治男先生ご夫妻をお誘いし、茶会に出かけました。「仏桑花の会」は1972年に井伊文子さんが設立された社会奉仕団体で、毎年茶会では井伊家ゆかりの茶道具が使われ、そのひとつひとつを拝見することがとても楽しみでした。平成16年に文子さんが亡くなられ、お道具のお披露目は無きものの、茶会は続けておられたのですが、一旦今年で毎年の茶会は終わることになったのですが、大久保先生は東京にお住いなので、今回初めてのご参加とのこと、まさに一期一会の茶会でもありました。

茶会は薄茶席とともに、沖縄のぶくぶく茶席もあるのですが、同席した大久保先生の教え子・中国の李海燕さんに「ぶくぶく茶の歴史は古いのですか?」と聞かれ、私は今までその歴史については何も知らずにいて、言葉につまってしまいました。帰ってから調べるとなんと1719年に遡るそうでした。地元やそれに関連する歴史について、日々その地で暮らしている者は往々にして何も疑問にも思わず、やり過ごし

てしまっていることに、気づかせてもらいました。

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ぶくぶく茶はいわゆる抹茶ではなく、簡単にいうとさんぴん茶というお茶の上に、米を炒ったものを使った泡立てたものをトッピングしたお茶で、日本では松江のぼてぼて茶や富山のばたばた茶と同じ部類のようです。

ちなみに、私に疑問を投げかけてくれた女優の松居一代さんに似た、李海燕さん。身長172㎝の美人だったのですが、それもそのはず、ミス秦皇島だったんですね。ハキハキしていてチャーミング。近々シンガポールへ行くと聞きましたが、世界へはばたく女性なんだと実感しました。

2008年 4月 6日

佐和山城跡は最高の人出

私はかつてこんな光景を見たことがなかった。
「佐和山城研究会」のTさんも初めてだという。
桜がチラホラ咲き始めた佐和山の山頂には若い女性、女性、女性。
主催者発表によればなんと300人。
約8割が女性で、北は北海道から南は福岡、佐賀からやってきたとのこと。

Tさんによる佐和山城の歴史についての話の後、
皆カメラを向けて「キャー、ワーッ」と歓声が………。

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最近、何度もこのような光景に遭遇するのだが、でもいったい何なんやろ。
そうです、お目当ては「しまさこにゃん」
LLPひこね街の駅主催のイベントが、佐和山で開催された。

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400年ぶりにしまさこにゃんといしみつにゃんが再会し、一緒にお茶を飲むというストーリーで、いしみつにゃんの着ぐるみも登場したのだが、それにしても こんなに多くの人を集めてしまうというキャラ人気にびっくり。いえ、キャラよりも先に戦国ゲーム人気というべきだろう。これまで城関連本は男性読者だけと 思っていたが、最近は女性読者が増えているのも、ゲームのせいであろう。
イベント集客はネットが中心だったということもあり、県外からの参加が多かったようだし、佐和山に初めて登ったという人が大半だった。予約販売の特製弁当は50食を150食に増やしたものの、完売したらしい。
彦根城・築城400年祭から佐和山城にも目が向けられたこと、地元の有志により、引き続き手作りイベントを始めいろんな活動が継続されていることが、一番の成果である。

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2008年 4月 5日

春、いただきます!

彦根城の桜も咲き始めた4月最初の土曜日、あまりの暖かさにジッとしてはいられません。
会社の前の鳥居本駅にはタンポポの花盛り。

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黄色いカンサイタンポポだけでなく、白いシロバナタンポポも多く咲いています。鳥居本駅のタンポポは全て「在来種のタンポポ」で、セイヨウタンポポは見られません。
どこで見分けるかと言えば、花の下のガクがピタッと花についているかどうかがポイント。セイヨウタンポポはガクがめくれています。毎年全国でタンポポ調査 があり、琵琶湖博物館が開館した当時に参加したときからもう10年経っていますが、ここの場所は古い線路があったところで、ずっと新しい土も入っていない から、在来種のタンポポの生育地として残っているのですね。

さて、この線路沿いの一帯はタンポポだけではありません。
実は「春の無人市場」なのです。
そんなわけで、春になると、籠を持っていそいそ出かけます。

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本日の収穫は、ノビルとツクシとタンポポの葉っぱ。
まさに「春が来た」食材。
でも、ノビルは洗うのが大変だし、ツクシは「ハカマ」を取り除くという仕事が待っています。

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まずは、歩いて3分の矢倉川横の湧水で、ノビルを洗います。
ミョウガを洗う時も思うのですが、採りたての野菜を洗うのは川が一番ラクチンです。滋賀県には「川戸」という家屋敷に小川の水を引いた洗い場があったり、 「カバタ」という湧水の洗い場があったりしますが、私にとっては矢倉川がまさに「川戸」です。土のついたノビルを水に放り込んで、一本一本、土を落とし、 外皮を一枚とって、葉の先の茶色くなったものをつまんで洗います。これを台所のシンクで洗うのは結構大変なんですね。

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そして本日の夕食がこれ。

ツクシをサッと茹でて、醤油とみりんで煮てカツオブシを入れた「ツクシのサッと煮付け」、茹でたツクシのゴマと酢醤油であえたもの、ノビルの酢味噌 あえ、タンポポの葉っぱ・レタス・アルファルファ・ミニトマト・オイルサーディンのサラダ、大学いも、キャベツとオクラの味噌汁、大根葉とカブの浅漬け& シラス、白菜の漬物。メチャメチャヘルシーですが、大学いもでお腹も満足。

「春、いただきました」

2008年 2月 5日

鳥居本には毎年この時期に獅子舞がやってきます。
山本長太夫一座のお獅子が昨日寄ってくれました。
「あれっ、今年は多いね6人も!!」
毎年見るおじさん以外に若い男性も3人いました。

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そういえば一昨年は改築したばかりの雪の残る寒い日に舞ってもらいましたっけ。
去年は、ちょうど外出していたときに回って来られてみられませんでした。
五個荘から中山道を東へ回るこの一座、私たちは獅子舞といえば、初春の縁起物と
思っているけれど、夏、秋ときまった時期に決まった町や村を回るのですね。
朽木は夏に来るらしいし、中国地方は秋に来るとか聞いたこともあります。
また、来年もどうぞよろしく!!

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さて昨日は、ラジオで「立春朝搾り」のニュースを聞いた午後、
Tさんが今年もその「立春初搾り」を持ってきてくれました。
全国で37の蔵元が参加しているらしいのですが、
こちらは愛知川・藤居本家の「立春初搾り」です。
心もお腹も立春満喫です。
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2007年 12月 27日

鳥居本駅の掃除

印刷のN君の提案で、毎週金曜日の夕方に会社の前にある鳥居本駅の掃除を始めて約1年半が経つ。鳥居本駅は無人駅で、時折近江鉄道の彦根駅から掃除に来ておられたものの、無人だからか、とにかくゴミが散乱していたが、掃除を続けることにより、少しずつきれいになってきた。きたないと、「まあいいか」という具合にポイ捨てされるが、小綺麗だとポイ捨てがしにくくなるのだろうなぁ。
日が短くなり、明日は仕事納めだからと、本年最終の駅掃除は本日。みんなが駅掃除に行き、私は留守番しながら、シンクと冷蔵庫掃除をした。
予定通り、年内納めの仕事も片付き、明日は会社の大掃除・忘年会です。

2007年 12月 20日

会社の近くで発掘調査説明会が!

先般新聞に出ていた彦根市宮田町の「六反田遺跡」は、会社から歩いて15分位のところ。会社の2階からは新幹線を隔てた山裾の田んぼで縄文時代の遺跡も見つかったらしい。
現地説明会は12月23日(日)。自転車で田んぼのあぜ道を走れば5分もかからないかも……。
詳しくはこちらを。

2007年 11月 2日

明日から秋のひこにゃん文化祭

明日11月3日から11日まで四番町スクエアで行なわれる
「秋のひこにゃん文化祭」。
昨日は、応募受付のお手伝いにKさんが行ってくれました。

そして今朝、朝礼が終わったあと、「ワーァッ」という歓声が……。
デザイン部のYさんがお手製ひこにゃんのぬいぐるみを作ってきた。
うしろには屏風、おざぶとん付きでカブトは取り外し可能。ひこにゃんは
足を組んで寝っ転がることも、立つこともできるスゴイ子です。

さらに、組版部のM君は粘土でフィギアを作ってきた。背中に何をつけているのかと
思ったら、ガンダム仕様らしい。そうか、彼はガンダムコレクターだと聞いていた。

前回も応募した編集部のY君は今回も息子さんと顔出し看板を応募するし、
たぶん事務のKさんも何か作っていたのでは………。

社内でも盛り上がっている文化祭、4日の朝には生ひこにゃんが登場するらしい。

2007年 7月 14日

ひこにゃん文化祭

四番町スクエアで、本日からひこにゃん文化祭が始まりました。
開会式のテープカットに生ひこにゃんが出席とのことで、
雨のなか、出かけてきました。

一人前に応接室で休憩していたひこにゃんが出てきました。
狭いところなのに、ちゃんとカニさん歩きしながら、
背を低くしてドアもすり抜けてる。
昔は、あちこちにぶつかってたのに、身のこなしが上手くなってました。

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エスコート役は……あっ、DKさん。
ブログではいろいろ言ってるけど、実はやさしい人なのね。

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エスカレーターを降りたひこにゃんを待ち構えていたのは……

わーっ、雨の中なのにこんなに大勢のひこにゃんファンが。

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ひこにゃんのお手々、よく見るとわかるかなあ?
実はテープカットするからと、特製ミトン型の白い手袋をはかせてもらってるんです。

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ひこにゃんがテープカットする瞬間を見たのは初めてでしたが、
なかなか堂に入ったものでした。

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「文化祭」のひこにゃん作品は約180点の応募があったそうです。
こちらは子どもさんの部。

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一般の部はこちら。手づくりひこにゃんぬいぐるみもいろいろありました。

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ひこにゃんも感慨深そうに作品をみてました。
これは、いつもすてきなキャラ弁をブログに載せておられる
いくちゃんのフェルトでつくられたお弁当です。
内心「おいしそう、食べたいなぁ」と思っていたのでしょうね。

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こちらは、設営準備のお手伝いに行った会社のスタッフが
「自分の子どもに着せたい」といってた、ひこにゃんロンパースです。

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会場では、「ひこにゃんムービー」も上映中です。
ネットを見たことのない方にも、生ひこにゃんを楽しんでもらおうという
主催者さんの心憎い演出です。
1月の末、高島屋で愛想をふりまいても、まだ知名度が低く、
無視されていたこともあったひこにゃんを撮っていてくださった、へいくろうさん。
新宿西口や彦根城で撮られた動画をわざわざ編集してくださった、パンダ王国さん。
この場を借りてお礼申し上げます。

お城のどこかにも、いつでも上映しているスペースがあればよいのにね。
今からでも遅くないから、どこかに設置して欲しいなぁ。

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