10月18日は「とりいもと宿場まつり」が開催されました。
昨年に引き続いて2回目なのですが、今回は始まる前から
町は色とりどり……というか、赤一色。
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「赤」と言っても、この赤は「赤鬼魂」井伊家の赤ではなくて、
鳥居本の三 赤=合羽、スイカ、赤玉神教丸の赤なのです。
そうそう、鳥居本駅 の屋根も赤でした。
この日は朝から駅舎に続々と人が集まってきます。
そう、この小さな駅でお祭りのオープニングです。
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400年祭でもお馴染みのチンダンバンドは
この後も街道を練り歩いてくれました。
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さて、この日の午前中は公民館で
田附清子さんの講演会「佐和山城と石田三成の城下町」が
開催されました。この模様は社員ブログに譲り、
鳥居本の町 の様子をご紹介しましょう。
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ところで、三赤のひとつ、赤玉神教師丸というのは、
万治元年創業の有川製薬さんのお薬です。
名所図会にも描かれているお屋敷の一角には、
明治天皇がご休憩された御座所も保存されていて、
この日は午後から特別に市役所の文化財課次長さんの説明による
見学会がありました。
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入口には秋盛りの草木がとてもきれいに活けられています。
私は、もっぱら美味しそうな「あけび」に気を取られていましたが…。
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南会館では、先般佐和山城下町で発掘調査があり、
その時のパネルや出土物展示、説明を県の文化財保護協会の方が
してくださいました。
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こちらは元醤油屋さんの店先を開放して、
三成汁とおにぎりの食事処。
ケーキや湯豆腐のお店やふなずし、焼き芋などもありましたが、
いずれも盛況。残念ながら、私は食べ損ねました。
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そして、我が家も座敷を開放し、合羽の型紙や日比野克彦さんの絵を見ていただきました。
お天気も良く、佐和山登城とともに、遠方よりお越しいただいた方も大勢おられたようでした。
普段は並行する国道8号を通るため、鳥居本の町なかをご存じない方もおられたそうです。
開発の波にのまれることなく、昔のおもかげを残している鳥居本、
これが一番のお宝なのかもしれません。