特集 シカ肉を食べる
特集 シカ肉を食べる

数が増えすぎて農業や林業に与える大きな被害が問題となっているニホンジカ。一方、牛肉との比較で脂質が86分の1と低カロリーで、鉄分やミネラルに富むシカ肉が、高級食材として人気が高まっています。
シカ肉コーディネーターを名乗り、猟友会とレストランなどを結んでシカ肉を流通させる事業に取り組んでこられた松井賢一さんにお話をうかがいました。

[表紙写真]

滋賀県産シカ肉を使った料理の数々
[左上]日野産シカ肉ローストサラダ(ひさご寿し)
[中上]近江日野産 鹿カレー(カレーハウスCoCo壱番屋)
[右上]日野鹿、タンのラグーと蕪のボワレ(ル・ゴーシュ・セキ)
[左中]鹿ロースのポワレ ブルーベリーソース(フランス料理 オペラ)
[中中]鹿肉カレーと日野菜のサラダの給食(日野町内の幼稚園・小学校)
[右中]シカもも肉のウィーン風カツレツ(ベルソー)
[左下]大皿料理鹿コースのメイン、鹿ロースト(池田牧場 香想庵)
[右下]日野町産シカ肉ロース 販売:獣美恵堂(日野町松尾)
注文すれば、ブロック肉がクール宅配便で届きます。表紙写真は、冷蔵庫内で自然解凍し、150gほどの塊に切った状態。
濃い赤色は、ヘム鉄を多く含んでいる証拠。シカの赤身肉は、低脂肪・高タンパクで、レバーや貝類と同じレベルの鉄分やビタミンB群などのミネラルを含んだ健康食材です。

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