浅井長政と姉川合戦

淡海文庫 46
浅井長政と姉川合戦 その繁栄と滅亡への軌跡

太田 浩司
B6判 240ページ 並製
ISBN978-4-88325-167-4 C0021
奥付の初版発行年月:2011年11月
書店発売日:2011年11月08日
在庫あり
1200円+税

内容紹介

「長政軍は姉川の合戦で大敗していない」「浅井・朝倉同盟は存在しなかった」──これが史料から読みとれる真実である。戦国史の多くの常識が江戸時代以降の創作物によってつくられたものであり、浅井長政に関するものも例外ではない。大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で時代資料提供者として活躍した著者が、最新の研究成果を基に、大河ドラマでは描かれることのなかった浅井長政の真実に迫る。

目次

一 戦国大名浅井氏の歴史
二 浅井長政の居城・小谷城
三 浅井長政と家臣・寺院
四 浅井長政と元亀争乱
五 姉川合戦 おわりのはじまり~さらなる浅井氏研究へ~  
浅井氏関係年表
古文書釈文集

著者プロフィール

太田 浩司(オオタ ヒロシ)

1961年東京に生まれる。1986年明治大学大学院文学研究科(史学専攻)博士前期(修士)課程修了。現在は長浜市長浜城歴史博物館学芸員(参事)。特別企画「一豊と秀吉が駆けた時代─夫人が支えた戦国史─」、「戦国大名浅井氏と北近江─浅井三代から三姉妹へ」、「秀吉を支えた武将 田中吉政」、「江~姫たちの戦国~」などを始め、多くの展覧会を手がけ、近江の歴史に関する研究、論文など、多岐にわたり活躍。2011年NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の時代考証スタッフもつとめる。  主な著書と論文  淡海文庫22『テクノクラート小堀遠州─近江が生んだ才能』2002、淡海文庫44『近江が生んだ知将 石田三成』2009、淡海文庫46『浅井長政と姉川合戦─その繁栄と滅亡への軌跡─』2011、「中世菅浦における村落領域構成」(『史林』70−4)、「北近江土豪層と『被官』─近世史料と現行民俗からのアプローチ─」(三鬼清一郎氏編『織豊期の政治構造』吉川弘文館)所収。共著多数。

   

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