内容紹介

琵琶湖に浮かぶ信仰の島・竹生島。天皇、名だたる武将も祈願、寄進をし、多くの文書や仏画が遺されている。９ヶ年をかけて保存修理された「竹生島文書」のなかから「武将たちと竹生島」をテーマとした文書20点と、「絹本着色　北斗九星像」、国宝「竹生島経」をはじめとする仏画、書跡を掲載。平成22年4月24日から5月30日まで開催の長浜城歴史博物館の展覧会図録。

目次

Ⅰ　武将たちと竹生島
　 １　足利尊氏地頭職寄進状
　 ２　足利直義禁制
　 ３　後醍醐天皇綸旨
　４　足利義教御判御教書
　５　足利義政御判御教書
　６　浅井亮政書状
　 ７　浅井久政書状
　８　浅井長政書状
　９　織田信長朱印状
　10　木下秀吉書下
　11　羽柴秀吉寄進状
　12　豊臣秀吉朱印状
　13　貞永元年竹生島造営勧進状
　14　竹生島造営奉加人数書上
　15　尼子晴久書状
　 16　朝倉義景書状
　17　蓮華会頭役差状
　18　蓮華会頭役門文録
　19　田中吉政書状
　 20　竹生島奉加帳
Ⅱ　竹生島の仏画と書跡
21　絹本著色　北斗九星像
　22　絹本著色　如意輪観音像
　23　絹本著色　弥陀来迎図
　24　絹本著色　十六羅漢図　第八尊者
　25　絹本著色　十六羅漢図　第十六尊者
　26　絹本著色　妙音天（弁才天）像
　27　法華経序品（竹生島経）
Ⅲ　解説と釈文
　　　竹生島の歴史と信仰
　　　 解説と釈文