伝統産業の製品開発戦略

伝統産業の製品開発戦略 滋賀県彦根市 井上仏壇店の事例研究

大橋 松貴
A5判 168ページ 上製
ISBN978-4-88325-637-2 C3034
奥付の初版発行年月:2019年01月
書店発売日:2019年01月31日
在庫あり
2800円+税

内容紹介

 地場産業である彦根仏壇は工部七職(木地・宮殿・彫刻・塗装<漆塗り>・錺金具・金箔押し・蒔絵)と呼ばれる7つの製造工程を経て、最終は組立作業と仕事が分業されている。一般に仏壇店はそれぞれの工程をする職人に作業を依頼し、商品が出来上がる。
 本書はこれらの製造技術を活かした創作仏壇や新たな製品開発に取り組む井上仏壇店を取り上げ、マネジメントの側面から調査・研究したものである。

目次

序 章 本研究の目的と分析視角
第1章 彦根仏壇産地の特性と活動
第2章 井上仏壇店の組織概要と活動
第3章 地域プロデューサーとしての井上仏壇店の製品開発戦略
第4章 井上仏壇店の製品開発イノベーション
第5章 彦根仏壇産地における井上仏壇店のターンアラウンド戦略
終 章 本研究のまとめと課題

著者プロフィール

大橋 松貴(オオハシ マツタカ)

1984年生まれ。
滋賀県立大学大学院人間文化学研究科地域文化学専攻博士後期課程修了。博士(学術)。
現在、滋賀県立大学博士研究員。
研究領域は地域産業、まちづくり、観光。
単著に『観光都市中心部の再構築―滋賀県長浜市の事例研究』、共著に『入門 観光学』。

   

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所属シリーズ・ジャンル

まちづくり・地域社会
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