2011年 12月 14日

やっぱり癒される~ ^v^♪

     
上ふたつのばらは11月に撮影。
下の小さなかわいらしい菊は12月の本日撮影。
 
秋はといえばとかく紅葉に目も心も奪われがちですが、
バラって二季咲きなんですね。
社長のバラが秋にもきれいに咲きました。そしてまた社内に彩りと香りと、癒しを与えてくれました。
その11月は、ツアーやら図書目録2012年上期の原稿整理やらで何かしらに日々追われていたので、
ふと飾られたバラを見たときの癒し効果は何よりでした。
ふっと気持ちが和らぐ瞬間を与えてくれ、嬉しかったです。やっぱり花はいいなあ。日常に花があるって♪
 
青い小さな一輪挿しは、11月に熱心な香川の読者Mさんが今年二度目の来社をされた際に、
長野へ取材旅行に行って来たのでそのお土産だとのことで、
長野名産の林檎とともにくださったものです。
Mさんありがとうございます^^
 
 
図書目録ももう少しというところになり、やっとちょっと一息つけております。
お正月三が日の間にみなさまのお手元に届けられるように手配しておりますので、
どうぞよろしくお願いします。
 

2011年 11月 17日

11.13錦秋の近江かくれ里を歩く ツアー報告☆

 
ピックアップ情報(ニュース)
「11/13「錦秋の近江かくれ里を歩く」ツアー開催しました」
の続き↓
 
参加者は34名、JR米原駅に9時に集合し、まずまずのお天気の中を、バスで菅浦に向け出発しました。
受付時には、となりで著者自ら『近江のかくれ里』を販売していたいかいさん。
「今日は特別価格、サイン付き、握手付き、笑顔付きですよっ♪」
と明るく元気に声を張り上げ、このときすでに10冊は売られていたようです。
(当日トータルでは14冊売れました!)
 
その元気な声はバスの中でも。
湖岸道路を北上する道中、北近江に点在する万葉歌碑の解説ガイドをしていただきました。
いかいさんは近江の古典文学を研究され、各地で万葉集・歌碑の講演も行われているので、お手のものです。
慣れたかんじでテンポ良く解説され、ときには冗談を交えて笑いをおこすなど、楽しい雰囲気の往路となりました。
ガイド冒頭に「私は晴れ女なので」と宣言されたのですが、
木之本から西浅井へとトンネルをくぐるにつれ少し雨がパラつきはじめました><;
そんなはずは…!
きっと午後の菅浦散策には晴れるはず☆
と、強く念じ、また、いかいさんの晴れ女パワーを信じながら、
やがて菅浦のつづらお荘に到着しました。
 
「ランタの館」1Fから入館、すぐの会議室にていかいさんの講演が始まりました。
題して「『近江のかくれ里』刊行の舞台裏」。
刊行に至るまでの経緯や、苦労話、各地を取材してのエピソード、
敢えて書かなかったこと、諸事情により書けなかったこと、など
本書には載ってない、「ここでしか聞けない話」をお話いただきました。
つまりツアーに参加してこそ聞けた著者直々のウラ話です。
 
講演終了後は、つづらお荘の展望の素晴らしいレストランにて昼食タイム。
湖国の食材をふんだんに使ったお料理で、大変美味でした。
みなさんにも好評だったようです^^
 
さて昼食の後に続く散策。気になるお天気は…
なんと、晴れてきたではありませんか。
いざ外へ出ると、日が射してきました!
お約束通り。
いかいさんのお天気パワーはさすがです☆
 
つづらお荘から徒歩で、湖岸の散策路を歩き(ほんとに波打ち際!気持ちよかったです♪)、菅浦集落入口の四足門にたどり着きました。
そしてすぐ隣からはじまる須賀神社の参道をのぼり(ゆるい登り坂になっています)、途中、郷土史料館に寄って見学し、いざ須賀神社に参拝。
白洲正子がそうしたように、土足禁止の本殿への石段は、素足で。
ですが個々の体調や事情もあるでしょうから、半数くらいの方は用意されているスリッパをご利用になったようです。
お参りが終わり、来た道を引き返して下の鳥居まで。
約1時間半くらいの散策でしたが、終始ガイドしてくださったつづらお荘の大橋社長が、菅浦で生まれ育った地元人ならではのリアル体験談も交えて解説してくださり、とてもよくわかりました。
(参考⇒つづらお荘HP「民話でたどる菅浦の風景 =隠れ里=」)
(つづらお荘HP「おすすめ体験プラン」>「菅浦散策」)
ガイドは手慣れていらっしゃるようで、さすが雄弁に、飽きさせないように笑いのネタも随所に入れながら。
本当に笑いは絶えませんでした^^
 
午後3時、菅浦を後にして、バスは帰路へ。
途中、道の駅あぢかまの里に寄り、お土産などお買いもの。
水鳥観察や夕陽100選で有名な道の駅湖北みずどりステーションにも寄りましたが、天気はあいにく、いわゆる湖北時雨のような暗いかんじになっており、期待していた景色は望めませんでした。
 
復路バス中、旅のしめくくりにいかいさんに一言求めると、
最近個人的に行かれた大阪安得グルメ旅行の楽しいお話を披露してくださいました。おいしい串カツの店も紹介してくださいました(笑)
ほんとに、最初から最後まで、愉快で楽しいお話をありがとうございました!!
 
JR米原駅に帰着したのは午後5時過ぎ、もうあたりはすっかり暗くなっていました。
遠くは埼玉から、たくさんのご参加、本当にありがとうございました。みなさんお疲れ様でした。
今後とも、「淡海文化を育てる会」を、サンライズ出版を、よろしくお願いいたします。
 

↓講演会「『近江のかくれ里』刊行の舞台裏」(10:30~12:00)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

↓つづらお荘新館(レントラ)2Fレストランにて昼食♪
~お品書き~
・食前酒 梅酒
・前 菜 蜆煮 鮴佃煮
・お造り 四種盛り
・鍋 物 鴨すき鍋
・焼 物 琵琶鱒の塩焼き
・蒸 物 茶碗蒸し
・油 物 河豚と公魚の天麩羅
・水 物 リンゴプリン
・吸 物 真丈 三つ葉
・漬 物 野沢菜 山椒昆布
・ご 飯 西浅井産近江米(生産者桑原与之吉)
                                  
どうです~美味しそうでしょ☆美味しかったです!!写真は最初に撮ったものなので、あとからきた揚げたての天ぷらやデザートなどは写っていませんが。湖国秋の幸がふんだんに取り入れられていました♪
   
                              
↓午後の「菅浦散策」(13:00~14:45)

中央のスーツ姿の男性がガイドをしてくださったつづらお荘社長の大橋さん。
湖岸の、波打ち際を歩く気持ちの良い散策路を歩きました♪車道と散策路の間に植えられた桜が紅葉していました。
下見のときには到底気付けなかった散策路。
地元の方の案内があったからこそ歩けたみち、ラッキーです☆
                                                                          
↓菅浦集落入口の四足門。

                                                                                                                                                                                                                                                                                  

                        
↓須賀神社の本殿へお参り。

本殿への石段は、土足禁止。
事情が許される限り、是非とも素足で参拝ください。一応スリッパも用意されています。
大橋さんの足元にご注目。
当然といったように、素足ですね。

                                                                             
↓いかいゆり子さん。須賀神社本殿にて。

この笑顔。素敵です☆
白洲正子ふうに?ポーズ。お似合いですね!
いかい先生、ご苦労さまでした。
素敵な楽しいツアーを、ありがとうございました。

2011年 10月 12日

「祈りの国、近江の仏像」

 
「神仏います近江」展の、滋賀県立近代美術館で開催されている「祈りの国、近江の仏像―古代から中世へ―」を9日に見に行ってきました。
 
家族で行って来たのですが、
いざ特別展会場の中へ入ろうとしたら、奥にある仏像を見て息子が、
「コワイ」と言ってぐずり出しました--;
どうしても、入ろうとしません。
入場の際に、幼い子連れであるということで受付の方が1枚のハガキを渡してくれました。
「小さなお子様連れの方へ」と注意事項が書いてあって、
子どもと手をつないで順路をすすむこと(勝手に走り回ったりして展示物に触れたり迷子にならないように)、
おもちゃをもたせないこと(たぶん、うるさい音の鳴るものは迷惑になるので)、
泣きだしたりぐずったりした場合はいったん退場して、受付で入場券に再入場のハンコを押してもらうと、何度でも入場可能なのでゆったりとご観覧ください、
とのこと。

というわけで。
すぐに見かねた係の方が来て、ハンコを押してくれました。
そして、仕方がないので夫と替わりばんこでみることにしました。
 
それにしても、
やっぱり3歳の子どもにはリアルな仏さまのお顔は、怖く映るのか。
それくらい、伝わるものがあり、オーラが出ているということでもあるのだろう。
実際、
たいへん迫力がありました。見応えがありました。
ガラス越しに鑑賞するものがほとんどですが、
とくに大型の仏像は、生で展示されており、もちろん触れてはいけないのですが、
同じ空気の中に置かれてこんなにも間近にいろんな角度から見られるなんて、と
感動しました。
本来保管されている寺社などでは、特別公開時でない限り、
格子の間から見るしかなかったり、全容は見れなかったり、
平常時には鑑賞するには障害があるのが大抵です。
 
だからやっぱり、「特別展」だと思います。
この機会を逃すのは非常にもったいない!
 
次は信楽MIHO MUSEUMに行きたい。
そして大津にも行こう。
楽しみ。とてもわくわくする!
 

2011年 9月 29日

著者いかいさんと「下見ツアー」に行ってきました♪

 
先々週末の土曜日の9/17に、行ってきました。
ツアーとは、「錦秋の近江かくれ里を歩く」のことです。
私と営業のHさんがツアー担当になったので、著者いかいさんと3人で下見に行くことにしました。
 
当日は、三連休の初日、各地で小学校の運動会が行われようとしていた日ですが、
第2の台風25号がやってきたせいで雨天となってしまい、中止になってしまったようです。
下見の現地・菅浦のつづらお荘さんでの打合せがメインでしたが、
支配人のOさんは地元小学校のPTA副会長をされているとのことで、当日は運動会に来賓で出席のため
お会いできないはずでした。
が。
そう。幸か不幸か、いや私たちにとっては間違いなく幸なのですが(西浅井小っ子たち、ごめんね;)、
雨で中止になったためにOさんに会えてしまったのでした。
そして。
著者のいかいさん、そのお人柄、パワフルで明るい性格からもそうだろうなあと思わせるのですが、
ものすごい晴れ女なんです。
時にはゲリラ雨かというほどの雨の中を、彦根から菅浦まで車で移動したのですが、
なんということか、
菅浦に近づくにつれ雨足は弱まり、つづらお荘に到着した頃にはすっかりあがっている。
それから菅浦にいた間始終、頭上には青空が広がっていました。
しかし、菅浦をあとにして帰路につくと、また降りだすんです。
(いかいさんにとって)どうでもいいところで降って、肝心なところでは晴れる。
…晴れ女というか、天気を味方にするパワーを持っているとしかいいようがない。
その自覚満々なので、
「ツアー当日の天気は心配しなくていいから!」
と言われました。
ええ、実感させていただきましたとも。信じています!!
 
さてさて。下見のことですが。
 
いやあ、楽しい下見ツアーでした^^
「ツアー下見」のはずなんですが、「下見ツアー」になってしまいました。
とても、楽しかったもので。
 
もちろん、するべきことはしてきましたよ。
つづらお荘でのYマネージャー、支配人Oさんとの打ち合わせ。
諸々の交渉、スケジュール、昼食会場、講演会会場の確認、
講演会で使用するプロジェクターがちゃんと動くかどうか。
(これは確認してよかった。試してみて故障していることがわかったので。これはいろんな場所で講演を行っているいかいさんの痛い経験からの教訓で、絶対に確認しておきたかったとのこと。大事ですね)
すべて、いかいさんのにこやかながら強いオシで円満かつより良い交渉・打合せにもっていくことができました☆
まあ、それ以前に、いかいさんと支配人Oさんとはお知り合いで、
いかいさんはOさんの、地元菅浦出身であること、雄弁に菅浦の歴史や自らの体験談を語り案内してくれること、そして気さくなお人柄と物腰に惚れ込んでおられ、
それゆえに是非にお会いして打合せしておきたいと懇願されていたので
(それゆえに雨を降らせ?運動会が中止になって…;)、
それはとても良い雰囲気で事が進められたのです。
 
いやでも、いかいさんがOさんに惚れ込むわけがわかりました。
本当に、この方にお会いできて良かったです。つづらお荘にお世話になることになってよかったと思います。
それに、日焼けされていて長身で骨格がしっかりしていて大変男前な方でした^^
とてもその年には見えない!!
Yマネージャーさんはどちらかというと色白でしたがスラリとしたやはり長身のイケメンでした^^☆
他、フロントの方もレストランのボーイさんも会場案内してくれたスタッフさんもみんな笑顔で対応してくれ、ほんと居心地の良い旅館です☆☆☆
そうそう、つづらお荘さんは実は国民宿舎なんです。けど、そうは思えない。
決して「国民宿舎」ということばに惑わされるなかれ。
レストランや客室からは菅浦の集落の向こうに葛籠尾崎と湖面に浮かぶ竹生島の絶景。
そうそう温泉からもその景色は見え、露天もあります。
客室は新館の方は本当にキレイ。少し見せてもらいましたが、個人的にとても気に入って、自分で泊まりたい、または友だちに紹介したいと思いました。本館の古いお部屋の方も、新しくしていくそうです。
その絶景を愛でながらお食事できるレストラン(ツアーでもこちらを利用します)で、通常メニューのなかの「つづらお御膳」なるものをいただきました。美味しかったです。
ツアーに出される昼食はこれの倍のお値段でつくっていただきます…乞うご期待^^♪
絶景のあるロケーション、温泉、美味しいごはん、笑顔のスタッフ…つづらお荘は素敵な旅館です。
「奥びわ湖の雄大な水面をみおろす宿」(HPでこのように表現されています)、イチオシです☆
 
ツアー午後に予定している「菅浦散策」でめぐるスポットも歩いて見てきました。
四足門、須賀神社、史料館。
須賀神社では、裸足でお参りしてきました。
ツアー当日は11月中旬。石段からはもっと冷たさが伝わってくるのだろうなあと思いながら。
白洲正子さんは雪のある中を裸足で参拝されたとか。
みなさんも是非とも裸足で、追体験されてみてください。(一応スリッパは用意されています)

 
さあ、みなさん、行きたくなってきましたか?
近江のかくれ里』を読めばもっと行きたくなりますよ。
そして、著者いかいさんとの交流をぜひ、お楽しみください!
私も「下見ツアー」が楽しかったのは、始終絶えないいかいさんとの会話がとってもおもしろかったのが一番大きかったんですから。
ちなみに、現在定員半数の20名の申込があります。
先着順です。お早めにお申し込みくださいね!お待ちしています^^
 
詳細・お申込みはコチラ⇒【かくれ里を歩くツアーちらし】
 
 
↓昼食会場のレストラン。絶景のビュースポット☆

 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
     
↓「つづらお御膳」。美味しかったです☆当日はこちらの倍のお値段のお料理です^^ 

 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
↓須賀神社へ裸足でお参り。手前が営業のHさん。足元みてください。向こうを歩いているのがいかいさん。

 
 

2011年 9月 26日

読者のNさんとお出会いしました。

 
一週間前、敬老の日の19日に、私は読者のNさんとお出会いしました。
 
実は、今回は偶然のお出会いというわけではなく、約束して会いました。
彦根がとてもお気に入りのこのNさんのお話がとても楽しく、何度もメールでやりとりをしていたのですが、
9月17~19日にかけてまた滋賀へ旅行に行きます。彦根には18日夜に入り、「玄宮園で虫の音を聞く会」に行って一泊します。
とのご連絡を受けました。
メールのやりとりの中で、彦根に泊まる翌朝には彦根城周辺を散策するのを恒例にしているとのことを聞いて、
実は私は彦根城の近くに住んでいて、私も朝の散歩は日課なんですよ、もしかしたら、どこかでお会いしてるかもしれませんね~なんて言っていたので、
その19日の朝に、よかったら待ち合わせして会いませんか。そして一緒に散策しませんか。
とのお誘いを受けたのでした。
いつもご夫婦で旅行されているので、奥さまも一緒とのこと。私が女性だということでお気づかいいただいたようで…でも私も2児の母になりますし、と伝えるとNさんも安心しておられました(笑)
 
ということで祝日の朝6時に待ち合わせして会うことになりました。
 
いつもは近所を歩くだけだし、ジャージですっぴんで歩いているのですが、
この日はさすがにメイクして着替えて出かけました(笑)
ということで5時半起き。でもとても楽しみだったので、苦ではありませんでした。朝は得意だし☆
 
三重県ナンバーの車が待ち合わせ場所にやってきました。Nさんです。
イメージ通りの方でした。紳士的な、気さくな雰囲気。
そして奥さまは美人でかわいらしい方でした。
旅行もいつも一緒、なわけがわかります^^
 
車で城内の金亀公園駐車場まで乗せていただき、黒門から城内に入り、散策しました。
連休1日目は雨、2日目は雨時々晴れのあいにくのお天気でしたが、3日目は晴れて、
城内には朝の光が差し込み、とても清々しい空気が流れていました。
西の丸三重櫓に至る傾斜の道をあがって、西の丸の広場、そして天守閣前に来ると、
毎朝されているらしい、ラジオ体操@天守閣前が行われている最中でした。20~30人はいらっしゃったかな…。お元気なことです。
そして天秤櫓に至り、大手門に下りてきました。
それから表門前、玄宮園前を歩き、金亀公園駐車場に戻ってきました。
 
ゆっくり歩きながら、話をしました。
いろいろ旅行に行かれていますが、彦根の他に好きなところは、と尋ねると、
いろんなところを訪ねたあげく、彦根にたどりついたんです、とお答えになりました。
とくに、料亭やす井さんがとても居心地が良くてすっかり気に入ってしまい、
何度も来たいと思うようになったとのことです。女将さんや仲居さんのおもてなしがとても良いのだそうです。
旅先の宿泊先の接待や居心地って、本当に大きいですよね。Nさんを彦根の虜にした大きな要因となったやす井さん、やはり素晴らしい旅館です。
彦根城も、桜の時期のお花見や、9月の「玄宮園で虫の音を聞く会」、晩秋の「錦秋の玄宮園ライトアップ」、また冬の雪を冠した彦根城など、季節ごと、各種イベントにも参加されています。
また、朝の散策の時間には、いろんな角度からの彦根城を見ておられ、
もう知り尽くしておられました。
近くじゃないんですよ。神戸から来られてるんです。足繁く。熱い思いゆえですよね。恐れ入ります!
でも出身は三重県だし、仕事でもしょっちゅう三重県との行き来をされているとのことで、
「いつになるかはまだ未定ですが、山城ベスト50を歩くのシリーズで、三重県版も出るかもしれません」
と告げると、
「えっ!?本当ですか?三重県に50もあるのかなあ。出来たら是非連絡ください」
とおっしゃられ、興味津々のご様子でした。
 
 
散策も終わり、もとの待ち合わせ場所に戻ると、Nさんがおもむろに「プレゼントです」と言って小さな巾着袋を私に手渡してくださいました。
見ると、パールのアクセサリー。すると、伊勢の真珠…!?
ただメールでやりとりさせていただいただけ、今回はいつもの散策にご一緒させていただいただけなのに、私などにそんなもったいない…
それでも、「気にしないで」と言われたので、有難くいただくことにしました。
ありがとうございます!!大事にします!!
本当に気さくでやさしい方です。
 
このような読者の方に出会い、実際に触れ合えてとてもラッキーな経験でした。
こうして直接顔と顔を合わせる生の交流が出来ると、嬉しいし励みになります。
これからも、Nさんのような読者を裏切らない、良い本づくりをしたいと改めて思いました。
 
読者との出会い、生の声を聞ける…そういう意味でも、今度の出版ツアー
錦秋の近江かくれ里を歩く」が今からとても楽しみです。

  
Nさん、本当にありがとうございました!
 
 

2011年 9月 15日

玄宮園で虫の音を聞く会…♪

 
玄宮園で虫の音を聞く会」に行ってきました♪
しかも中秋の名月の夜に☆
 
なりゆきで、お友達一家と行くことになり、まず腹ごしらえしてから、
8時半ぎりぎり(入場は8:30までです)に玄宮園に入りました。
夜の玄宮園は、「錦秋の玄宮園ライトアップ」でしか行ったことがなく、
初秋の(あ、暦では「中秋」ですか)この時期の夜の玄宮園は初めてでした。
虫の音を聞く会も、実は今回が初めてです。
晩秋の頃とはやはり違って、まだ夏の雰囲気を残したかんじのライトアップでした。
というのも、園内におられた観光協会の方?によると、
虫の音を聞く会のときは松に光を当てているので青い色が強調されます。
それで若干夏っぽく感じられ、涼しげな雰囲気を醸し出すようになっている
んですね。
対し、錦秋のライトアップでは、やはり紅葉している樹木に光を当てるので、
赤や黄色、橙色などそれは鮮やかな明るい色が、美しく玄宮園の池に映えます。
あれは本っ当に見事ですよ。紅葉の木々が風のない水面に映って鏡のようで、
それはそれは鮮明で美しく、吸い込まれそうな錯覚に陥ります。
いろんな人に勧めるのですが、もう絶景、必見。百聞は一見に如かず!!
私自身は大ファンです☆☆☆☆☆今年も絶対に行きます!!
おっと、つい「錦秋の玄宮園ライトアップ」の見事さを力み紹介してしまいました;
 
松の木を中心としたライトアップ、虫の音、そして十五夜のまんまるお月さま。
とても涼やかで心地よい気分になれた夜でした♪
(ですが、我が息子が空気を読まず、(2歳児なので無理はないですが…)
大声ではしゃぎまわるものだから、雰囲気を台無しにしたかもしれません。
静かに虫の音を聞く、という空気はぶち壊してしまいました(泣)
静かな夜をお過ごしだった来場者のみなさん、とくに数組のカップルさんごめんなさいっっm(_ _;)m)
 
 



←満月と「虫の音を聞く会」の行燈と、行燈を覗く息子…うっすらと、亡霊みたい^^;
 

   


 

2011年 9月 7日

巨石ハンター、彦根に来たる。【番外編~運命の?出会い~】

 
本編からの続き。)
その印象がまだ心の中に健在であったころに、1ヶ月ほど後、彦根市内でカフェを営んでいる友人に、
紹介したい人がおんねん、と一枚の小さな紙切れを渡されました。
「Voice of Stone Project」
「石の語りべのご案内」
「代表 須田郡司Profile」

そしてそのプロフィールの最後に、「滋賀県彦根市在住。」
・・・・・・・・・うそっ!????
いやー、 ビックリ! しました。
これってあの須田さん?でもこんなの、あの須田さんしかいないよね…
 
友人によると、7月最初の日曜日に栗東で行われた「アースデイ滋賀」のフリマでカフェ出店しているところへ、
偶然須田さんと奥さまに出会い、その奥さまがなんと友人の調理師学校時代の同期生でよく知っている仲だったとか、それでこの度、関東は千葉県からはるばる彦根に引っ越してきたということがわかったのだとか。
奥さまはマクロビ料理家なため、「アースデイ滋賀」フリマに関心を寄せ、来られたのだろう。
奥さまは実は大津出身、そしてお母さんの実家が彦根の稲枝にある縁で引っ越してきたというわけだが、
須田さんの方は、取材・撮影でこちらに来たことはあるものの、いざ住むとなると情報に乏しい。
ことに滋賀県の石に関する情報、歴史や文化を知りたいということを話されたのと、本も出されていると聞いて、
友人は私に須田さんのことを紹介してくれたのだ。
 
本当に、ご縁って、人のつながりって、不思議で面白い。そしてありがたい。
 
友人に紹介されたことで、ぐっと身近になった須田さん。
彦根に移り住んで来られたのなら、そのうちひょんなことでお出会いできるのでは…
いや、ここまできたらきっといつか会えるだろう、と根拠のない確信を抱いていた矢先。
今回の「彦根物語」の案内が、やってきたのです。
開催場所の「力石」は、徒歩で行ける近所だし、かかわっている人たちもよく知っているし。
 
そうして、3日の夕方に、初めてお出会いすることができました。
(4日の「彦根物語」に先駆けて「レセプションパーティー」が開催されるというので、参じました。)
笑顔で迎えてくださり、物腰やわらかく、思ったよりもずっと親しみやすい方でした。
レセプションパーティーということで、奥さまの手料理とお酒がふるまわれ、気楽な雰囲気だったので、
お話もしやすかったです。
(そういう雰囲気の場だとお人柄もうかがえるだろうなと思って行ったんですけどね。正解です。)
またその奥さまがとても明るく仕切り上手お話好きな方で、どこにでもすぐに溶け込み馴染みそうな人で、
これは日本や世界を巡って一緒に旅するパートナーとしてはもってこいだろうなと思いました。
良きパートナーを見つけられたものです。
 
さてパーティーの夜が明けて翌朝、「力石」にていよいよ談話会です。
聞くと、例のカフェオーナーと夜11時半まで飲み語り明かしたそうで。
ま、いかにもそんなこともお好きそうです(笑)
日本各地で車上生活、そして世界を渡り歩いてこられたのだから…。
しかしながらやはり、パーティーとは別に、談話会にも出席してよかった。
まともに、「石の語りべ」の語りを聞くことができました。
石や、磐座(イワクラ)への信仰心、情熱が感じられ、伝わるものでした。
 
その内容はコチラ
 
ちなみに、「力石」で写真展および談話会をすることになったのは、
須田さんは6月に行われたアートフェスタ勝負市にも来られていたそうで、そのときに
「力」の名前に惹かれて、「是非ここで!!」と思い、
即座に直談判(笑)されたのがきっかけだそうです。
どこまでも石にこだわる正真正銘の「巨石ハンター」須田さんなのでした。
 

2011年 9月 7日

巨石ハンター、彦根に来たる。

 
先週の9月4日。
滋賀では台風12号が去りゆこうとしていた日曜日の午前中、
彦根花しょうぶ通り商店街のひこね街の駅「寺子屋力石」では
《談話室》「それぞれの彦根物語」が開催されました。
今回は、「聖なる石に出会う旅」。語り手は、
「巨石ハンター」、「石の語りべ」として国内外で活躍されているカメラマンの須田郡司さん。 
須田郡司さんには大変興味があったので、参加申込をしました。
 
「巨石ハンター」須田さんのことを初めて知ったのは、
6月17日の日経MJの特集で紹介されていたのを読んだときでした。
「巨石ブーム」というタイトルだったか、「石巡礼」だとか、巨石に関心を寄せる人々がいて、
静かなブームをよんでいる。
そしてその牽引役というか、自ら「石の語りべ」として
石・巨石の魅力、人間とのかかわりや磐座(イワクラ)信仰・文化を各地で語り
人々に知ってもらおうと活動している人物がいる。
―それが、須田郡司さんという人だ、という紹介の記事が載っていました。
「巨石ブーム」「石巡礼」なんて聞き慣れない、そんなものも流行るんだ!?という好奇心と、
また巨石ばかり専門に追って撮影をするカメラマンの存在、
そして彼の撮影した奇岩写真に目を奪われ強く印象に残っていたのです。
 
その後、お出会いするまでの不思議なご縁の話はコチラで紹介。(長くなるので;)
 

須田さんは、彦根に来られる前は千葉県に住んでいたが、東日本大震災が起こったこと、
その状況不安な中では奥さまのマクロビ料理教室がやりにくくなったこと等があって
奥さまの地縁のある滋賀県に引っ越そうということになったそうです。
そして、奥さまのお母さんのご実家が稲枝にある関係から、彦根に居を構えることを決めたとのこと。
 
もともとは雑誌のカメラマンで、聖地巡りの取材をするうち、聖地に多い石・巨石に興味を寄せるようになり、
石巡りを始めた。
巡っていると、各地の石にはその地に伝わる伝承・伝説や残されている理由―物語があること、
多くは祭りや儀式の場になっていることなどを知る。
一方で、イワクラ信仰が失われつつあるため、より多くの人に伝えたいと思うようになった。
それで、今に至り日本各地、世界各地の「石巡礼」を行いながら、
「石の語りべ」として、写真展や講演などを通して、
石・巨石の魅力やイワクラの信仰のことを伝える活動を続けているのだそうです。
 
ご自身の経歴のあとは、会場に展示された国内外の巨石や奇岩写真の説明を一枚ずつ丁寧にお話してくださいました。
 
とっても面白いお話で、どんどん惹きこまれていきました。
 
私も山登りや寺社めぐりなどをしていると大きな石や岩、祀られているそれらを見かけることがあり、
「うわぁ~大きいなあ~」とか「迫力あるなあ~」とか、「〇〇に形が似てるなあ」などとは思ったことはあるけれど、「聖なる石」として見つめたことがあったかどうか…
でも、須田さんのお話を聞いていると、たちまち、石に対する関心が大きくなり、また神秘性を抱いて思い起こしたり想像したりするようになりました。
今一度、過去に見た石たちを見てみたくなりました。

 
このたび、彦根に移住してこられた須田さん。
もちろん滋賀の石巡りをはじめておられます。
教育委員会への問合せもされているそうで、信仰の石や巨石、奇岩の情報を集められています。
そんな須田さんは、滋賀におけるプロジェクトを考えているとのこと。(以下)
 
・びわ湖の見える巨石(イワクラ)を探し、「びわ湖を巡る巨石マップ」を作りたい
・滋賀の巨石巡りのツアーを企画したい

 
これは…これからが楽しみです!!
興味津々!ツアーが決まったらついて行くので教えてくださいと予約しときました(笑)
 
またひとり、面白い人が彦根に来ました♪
 
最後に、須田さんの公式サイトをご紹介→http://www.sudagunji.com/
興味のある方は是非のぞいてみてください。不思議な、魅力的な石の世界が展開されています☆
また、彦根市内や、全国各地での写真展や「石の語りべ」の案内スケジュールも載っています。
 
あ、そうそう。おもしろい石の情報を知っている方がいたら、どうぞ須田さんに教えてあげてください^^
 
  
↓私が日経MJで目に焼き付いて強く印象に残った写真。
 
 

「力石」の会場でも展示されていたので撮らせていただきました。
これ、鈴鹿山系御在所岳にあるんですって。割と近い!
一番お気に入りの奇岩が近所にあるのは嬉しい♪
いつかきっと行くぞぅ!!

 

2011年 8月 24日

『目の眼』10月号(8/27発売)をご覧ください!!

 
里文出版の古美術・骨董案内雑誌『目の眼』10月号がサンライズに届きました☆
 
今月号の特集1は「近江の神仏―祈りの国の霊峰を訪ねて」
 
「神仏います近江」展期間中に展示される数々の寺宝、仏像、美術品紹介のほか、
開催3館の学芸員の方々が近江の神仏の魅力について語る座談会の様子と、
カメラマン寿福滋さんが湖南の霊峰(パワースポット)を案内するという内容です。
 
まずは特集のほとんどすべての写真を提供している寿福さんの素晴らしく美しい写真に「さっすがぁ~~」と惚れ惚れしながら、
順番に読み進めて、
座談会で語られる近江の神仏については、とても興味深く、ますます秋が待ち遠しくなりました。
印象深かったのは、
今でこそ分けられている神(神道)と仏(仏教)とが、本来は合体して一つの世界をつくっていた、
そういう昔の神仏の形が近江はわりと残っているというところ。
また、滋賀近美の髙梨氏が語っておられる部分で、
近江の「仏像を見るということは、仏像をとりまく人々の生活やあり方を合わせて見ていけるんです。
近江の仏像は、人の匂いがする」と。
これにはとても、仏像を見る目に親近感を与えてくれるというか、仏像が自分に身近に感じさせてくれました。
 
…と、
わたしが一部を取り上げて紹介したところでまったく言葉足らずですので、
是非是非『目の眼』10月号を手に取り読んでくださいね!行きたくなりますよ~
 
あと、寿福さん案内する湖南の絶景パワースポットも大変面白かったです。
ふだんは停車しないので知らないと訪れることのできない「石仏を祀る駅」。
「奇岩の山」金勝山(こんぜさん)の金勝寺と震岩(ゆるぎいわ)。巨大な狛坂磨崖仏。
太神山(たなかみやま)の巨岩の上に建てられた不動寺の奇構。
ああ~見たい見たい見たい!!
車で近くまで行けるものの、最後は歩いて坂を上らなければ見れない。
と言われればよけい行きたい…。
湖南アルプスは少し歩いたことがあるけれど、確かに絶景ビューポイント。
秋に歩いたら、そしてそのなかで石仏にお目見えできたら、素敵だろうなあ。
 
 
この特集はすばらしく、「神仏います近江」への期待を高めてくれるものです!
どうぞご拝読ください☆☆☆☆☆

 
あ、それと。
特集最終ページにはサンライズ出版の『近江の祈りと美』(写真/寿福滋、文/髙梨純次)が紹介されています。
 
『目の眼』編集担当者さま、どうもありがとうございました!!

2011年 8月 18日

秋には信楽へ♪

 
お盆明けまして、弊社昨日より営業再開。
 
私事ですが、お盆の帰省には夫の実家へ帰省しました。
大阪の交野市なので、彦根からR307で一直線。そう。下道で行きました。
高速渋滞はゴメンです。
 
そのルートだと、信楽を通ります。
そのあとは宇治、そして枚方。
この彦根からのR307からは緑の多い景色なので、とても好きな道です。
信楽へ至るとまた、緑が濃く美しく、大勢のたぬきはかわいらしく…(笑)
そしてたくさんのお茶畑を眺めながら、県境越え。
 
さてこの信楽には、MIHO MUSEUMがあります。
弊社HPトップのピックアップ情報でも紹介していますが、
9月3日(土)~12月11日(日)の期間中、「神仏います近江」展の一環で、
「天台仏教への道」展がMIHO MUSEUMでは開催されます。
 
そしてもうひとつ、陶芸の森の信楽産業展示館でも、
11月1日(火)から12月18日(日)の間、「生誕100年・信楽町名誉町民40周年 岡本太郎と信楽展」
というのが開催されるそうです。
 
これは♪どちらも興味津々♪
期間の重なる、11月にまた信楽へ足を運ぼうっとノ ̄▽ ̄ノ☆
芸術の秋だし☆
楽しみだなあ~~♪
 
それにしても、こういう緑多き自然の中に美術館とか博物館だとかあるのが、
わたしはとっても気にいっています。
季節も味わい、芸術・美術も堪能し。
きれいな空気を吸って赴き、館のなかでは緊張した空間の中で展示物と対峙し、
出てきて、感動の余韻に浸りながら、ほうっと息つく。
のが、緑の中だと気分がよけいいいじゃありませんか。
 
美術館・博物館以外に、滋賀県ではお寺や神社もそういった感じで、
自然の中にたたずんでいるケースが多いです。
まるで滋賀の豊かな自然に守られているような、緑と一体化しているような。
だから参詣に行くと、
自然の癒しと寺社のたたずまいに、心が静かになり、清められる感覚を覚えます。
深呼吸できる。
 
だから滋賀のお寺や神社が、わたしは好きです♪
滋賀のイイトコロのひとつだと思っています^^
 
ちょっと話が脱線しました…。

  
そんなわけで、秋が楽しみな今日この頃です。
 

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