比叡山の花

比叡山の花 山野草・樹木の花505種

澁田 義行 写真・文
A5判 176ページ 並製
ISBN978-4-88325-762-1 C2645
奥付の初版発行年月:2022年05月
書店発売日:2022年05月16日
近日刊行予定
2000円+税

内容紹介

京都府と滋賀県にまたがる比叡山。1960年の調査で「日本産の野生植物の四分の一は見られる」と報告されたが、観光開発や植林、山道整備、鹿などの食害、植物採集、台風などにより、大きな変化がみられる。貴重な山野草や樹木の花505種のほか、果実なども紹介する。

目次

比叡山の貴重な植物
春から夏に咲く花
夏から秋に咲く花
樹木に咲く花
樹木の果実
比叡山に昔あって今は絶えた植物(北村四郎・村田源「比叡山植物目録」記載)
目録記載植物で近年見かけない植物
 
コラム
 四明ヶ岳と将門岩
 蛇ヶ池と蛇ヶ池スキー場跡
 台風と着生ラン
 横川定光院と山野草

前書きなど

 京都府と滋賀県にまたがる比叡山は植林されたスギやヒノキに覆われ、比良山系や鈴鹿山系の山と違い、四季の色彩変化があまりない山になっています。一年中濃緑色の比叡山も寒さの厳しい冬の時期には白く姿を変えます。
比叡山は京都と滋賀の両側からケーブルで山上に行けます。ドライブウェイもあり、車で頂上に容易に行けます。修行や信仰のために行き来する山道が縦横に走り、その数は二十をこえます。山上に容易に行けるルートや手段がこれほど多くある山は他にはないでしょう。
 比叡山は標高848メートルの低山ですが、京大などの植物学者による1960年の比叡山植物調査で、「日本産の野生植物の四分の一は見られる」山であると報告されています。いろいろな植物が自生している比叡山はその後どのようになっているでしょうか。
 山頂の観光開発、植林や山道整備、鹿などの動物の食害、除草や登山者の植物採集、台風などの自然破壊による環境変化により多くの貴重な植物が今日見られなくなっています。
 琵琶湖を眼下に見る比叡山。樹齢数百年の老杉やモミの大木、多様な植物に出会える比叡の山々。霊峰の山として親しまれ、観光者にとっても魅力のある比叡山は一部の山道でトレイル・ランが行われる現代的な山の風景に変わりつつあります。"

著者プロフィール

澁田 義行(シブタ ヨシユキ)

1942年生まれ。大津市在住。

   

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