湖国風景を描く

湖国風景を描く 小田柿寿郎スケッチ集

小田柿 寿郎
B5 144ページ 並製
ISBN978-4-88325-769-0 C0071
奥付の初版発行年月:2022年08月
書店発売日:2022年08月31日
在庫あり
2800円+税

内容紹介

画歴50年に亘り郷土の風景を描き続ける著者の作品には多くのファンがおり、1985年から続く月4回掲載の滋賀県内の風景画を待ちわびる読者も少なくない。これまで描いてきた1500点以上の風景スケッチのから厳選した230点を収録。最近の風景とともにすでに失われた風景など多数掲載。手に取れば温かくて懐かしい郷愁に浸れる一冊。

目次

【彦根】彦根城周辺風景、彦根市街風景、彦根湖岸風景、高宮町・中山道風景、日夏町風景
【長浜】長浜市街風景、旧びわ町風景、湖北町伊部風景、高月町西野風景、西浅井町風景
【米原】米原湖辺地域風景、米原山村風景
【多賀】多賀山村風景
【甲良】甲良町並み風景
【豊郷】豊郷町並み風景
【近江八幡】近江八幡湖辺風景
【日野】日野町並み風景

前書きなど

●まえがきより
 滋賀県は、湖国とも呼ばれ、琵琶湖をはじめ優れた自然景観の宝庫であるとともに、多様な歴史文化にあふれた魅力的な地域でもあります。今も県下各地に歴史的な風情が残る城下町や社寺仏閣、古く交通の要所として栄えた旧街道が多数存在しています。これら多岐多様な風景地の存在は、まさに画題の宝庫でもあります。
 すでに画歴は50年近くの長きに渡ります。その間いろんな作品のモチーフとして身近な地域の風景を書いてきたスケッチは1500点に及びます。今回はこれらからこれらから230点を選び、各地域探訪での感動や出来事を添え、臨場感あふれるスケッチ集の刊行となりました。
 私の描くスケッチ画は、できるだけ簡略な線描と色彩の表現によって、現場の雰囲気や生活感、そして感動が強く伝わる作品創りを理想としています。このスケッチ集が、魅力的でいとおしい郷土の再認識につながるならば幸いです。

著者プロフィール

小田柿 寿郎(オダガキ トシロウ)

1947 滋賀県彦根市に生まれる
1985 滋賀県美術展特選受賞(以後連続受賞)、日伯現代美術展入選(ブラジル)、中日新聞で挿絵連載開始
1988 日仏現代美術展入選(フランス)以後継続入選
2001 現代水墨画展現水展賞受賞(東京)
2003 現代水墨画協会会員推挙
2008 画集『城下町彦根を描く』発刊
2009 光陽展新人賞受賞、以後継続入賞
2010 光陽会会員推挙
2012 現代水墨画協会理事就任、光陽展会員翔受賞(以後継続受賞)、現代水墨画展現水展大賞受賞
2013 彦根市文化功労者表彰受賞 
2016 光陽展今井繁三郎賞受賞、現代水墨画展上野の森美術鑑賞受賞
2018 松下美術館公募展優秀賞南日本新聞社賞受賞
2019 現代水墨画協会理事長就任
2020 光陽展文部科学大臣賞受賞
2021 光陽会委員(審査員)就任 

[所属]光陽会委員、現代水墨画協会理事長、日本美術家連盟会員

   

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