古代の郡役所と豪族

古代の郡役所と豪族 栗太郡衙岡遺跡発掘35年

栗東市教育委員会 編, (公財)栗東市スポーツ協会 編
四六判 162ページ 並製
ISBN978-4-88325-791-1 C0021
奥付の初版発行年月:2023年03月
書店発売日:2023年05月22日
在庫あり
2000円+税

内容紹介

1986・87年に発掘調査が行われた滋賀県栗東市の岡遺跡は、奈良時代の郡衙(郡役所)遺構が広範囲に見つかり、全国的にも貴重なものとして知られている。発掘から35年を記念し、2022年6月に催されたシンポジウムの講演と討論を書籍化。近年調査が進んだ草津市の鋳造関連遺跡、郡衙の前を通過していた古代東海道、郡司を務めた豪族・小槻氏の出自と経歴など、さまざまな視点から近江栗太郡の実相に迫る。

目次

発刊にあたって
発刊によせて
報告 岡遺跡発掘三五年               雨森智美
講演1 古代の郡衙遺跡とその性格          小笠原好彦
報告 滋賀県草津市黒土遺跡の鋳造関連遺構群について 岡田雅人
紙上報告 古代栗太郡の官道             内田保之
講演2 栗太郡の郡司と古代豪族           大橋信弥
紙上報告 栗太郡の氏族とその勢力範囲・郷との関連  近藤 広
紙上報告 地山古墳と栗太郡衙            佐伯英樹
討論(質疑応答) 岡遺跡の価値と今後の展望
  パネリスト:小笠原好彦・大橋信弥・岡田雅人・近藤広・雨森智美
  司会:佐伯英樹
協力機関/協力者/図・写真出典

   

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