琵琶湖と古墳

琵琶湖博物館ブックレット 13
琵琶湖と古墳 東アジアと日本列島からみる

用田 政晴
A5判 128ページ 並製
ISBN978-4-88325-718-8 C0321
奥付の初版発行年月:2021年03月
書店発売日:2021年04月01日
在庫あり
1500円+税

目次

はじめに-湖と古墳に学ぶ考古学-
第1章 古墳の前時代史―湖に沈んだ村と農耕―
1 日本の国境・時代区分と歴史の教科書
2 琵琶湖の湖底をスニーカーで歩く
3 謎でなくなる琵琶湖の湖底遺跡
4 琵琶湖沿岸における縄文農耕の可能性
5 北海道には縄文時代に古墳があったのか
6 琵琶湖で発見された銅鐸を追究する
7 客家土楼と琵琶湖の弥生村との怪
8 「邪馬台国近江説」の中心・旧野洲川の本流をさかのぼる
第2章 古墳追究の前提とその出現をさぐる
1 「墳丘墓」と「古墳」を築いた村をさがす
2 考古学者は古墳の年代をどのように想定したか
3 月の輪古墳の発掘運動と講演・講義
4 「首長権」あるいは「首長霊」を継承した場である古墳
5 古墳の竪穴式「石室」から「石槨」への言い換6 相次ぎ発見された「前方後方墳」は「前方後方形墳丘墓」か
7 考古学・博物館学の古典とそこに見る古墳の項
第3章 古墳の形からみた近江の地域性
1 円墳の出現から大形前方後円墳の成立へ
2 琵琶湖を制した最初の地域の首長とは
3 六〇年安保と安土瓢箪山古墳のわずかなつながり
4 近江の旧郡ごとに古墳の違いはあるのか
5 首長墓は規模により3つの階層に分けられる
6 近江の首長墓の動向と画期を形から探る
7 古墳の石材を湖上輸送する
8 『琵琶湖をめぐる古墳と古墳群』からみた原始・古代の近江
第4章 大陸・半島・列島から近江の古墳を望む
1 中国大陸・長江中流域の漢墓から近江の墓へ
2 湖東の扇状地開発にあたった渡来人の墓
3 日本列島で二番目に広い湖・霞ケ浦をめぐる古墳
4 列島の最南端にある九州の前方後円墳と中枢の古墳
5 東日本大震災を生き抜いた古墳と遺跡
6 古墳時代以降の農具に見る中国の系譜
先学に学んだ半生記(反省記)

著者プロフィール

用田 政晴(ヨウダ マサハル)

1955年 滋賀県彦根市に生まれる。
岡山大学法文学部史学科考古学専攻卒業。
岡山大学法文学専攻科史学専攻考古学コース修了。
岡山県総務部県史編纂室、滋賀県教育委員会文化財保護課を経て、1990年から滋賀県立琵琶湖博物館開設準備に参画。
1996年の開館後は、事業部長・研究部長・上席総括学芸員などを歴任。
2016年から滋賀県立琵琶湖博物館名誉学芸員・特別研究員で同志社大学政策学部嘱託講師、立命館大学文学部授業担当講師などをつとめる。
2021年から神戸学院大学人文学部教授。博士(人間文化学)。
著書に『信長 船づくりの誤算-湖上交通史の再検討-』サンライズ出版、1999年。琵琶湖をめぐる古墳と古墳群』サンライズ出版、2007年。
『湖と山をめぐる考古学』サンライズ出版、2009年『東アジアの水環境-水辺暮らしの記憶と記録-』(『琵琶湖博物館研究調査報告』第28号)(編著)、2016年など。

   

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