2006年 9月 27日

中山道ツアーご一行さま

朝日旅行さんが中山道ツアーをしておられて、当社の
『近江之中山道道中案内図』を参加者にテキストとして
渡していただいている。
そんな関係から、今月は鳥居本に来られたとき、
会社に三回寄られた。

参加者は道中、トイレがないため、
会社はトイレ休憩場所ともなり、一階に一箇所、
二階に二箇所あるトイレをご案内。

商品発送の一階は机に関連本などを置いて、
直販会場に変身。

「あまり売れなくてごめんなさい」と添乗員さんは
申し訳なさそうに言っておられたが、
三回のお立ち寄りで約三万円のお買い上げ。

15分×3回での売上と考えれば、良いほうだ。

さあ、来月からは外販が続くが、さてどれだけ
売れるのか……。

地方出版社はこうして、県外から来られた方を
近江ファンにしてしまう役割を担っているのかもしれない。

2006年 9月 26日

一度お目にかかりたい人

出版で編者とは何度も打合せをしたりで、お出会いするのですが、
執筆者の方とは、メールや書簡での往復で、
一度もお目にかかったことのない方が多くおられます。

でも、原稿や校正のやり取りで、とても的確にお仕事を進められる方だと、
「いったいどんな方かな?」と一度お目にかかりたくなってきます。

何人もそんな方がおられるのですが、最近ではO大学のN先生と
お城に詳しいTさんです。

秋から冬にかけて講演会が多く、きっと会場で
「先般は大変ありがとうございました」などと、
お礼をしまくっている私の姿が今から想像できます。

2006年 9月 22日

社史づくりは大変だがおもしろい

今、ある会社の社史づくりに取り掛かっている。
2年前に作らせていただいた会社もそうだったが、
最初は何を作っておられる会社なのかと理解することから始まる。

今は、過去15年分の社内報をお借りして、まずはその社内報を
読み込んでいる。社内報を何年分か読んでいるうちに、
その会社の方向性とか、社員さんの取り組みとかが次第とわかってくる。
○○運動などというその会社独自の造語が出てくるものの、
チェックしていくうちに、他の号で説明が書いていたりすると、
「あっ、あった」と嬉しくなってくる。

転機、決断、先の見通し、社員教育など、その企業の歴史を
調べていくことは、おもしろいだけでなく、自社に欠けている点を
見つけることができて勉強になることも多々ある。

会社の歩んできた道とともに周囲の状況把握、そして
なによりも大事なのは、次代を担う社員さんたちが、会社の歴史を
知り、ステップアップしていこうと思う気になる社史にすること。

自分史、字史、社史。
やっぱり歴史はおもしろい。

2006年 7月 6日

くすのき観察日記 1

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会社のシンボル「くすのき」です。
冬に枝を払ってもらい、しばらくぼうず状態でしたが、5月頃から
どんどん新芽が出てきて、もうフサフサです。

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新芽は木の上だけでなく、下のほうからも次々芽を出しています。
このくすのきは1本ではなく、根元は2本、そして根に近いところから
またもう1本幹が出ています。

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2日前、地面から約80センチほどのところから、また新しい芽が……。
早速、今日ちょこっと顔を出した芽を撮りました。
先っぽは双葉がチョコッと出ています。

隣りの席の近江っ娘ちゃんに対抗して?、
観察日記をしばらくつけてみることにします。

2006年 6月 22日

Leafに『近江の酒蔵』が掲載

京都で若い女性をターゲットにしている月刊誌「Leaf」。
8月号は「のんびり休日滋賀」が特集だそうで、本の紹介コーナーで
『近江の酒蔵』が掲載されました。

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著者の家鴨あひるさんと「夏という日本酒にとっては端境期に宣伝してもらえるのはありがたいね」
と話してましたが、今年の梅雨は夜意外と
涼しいので、まず一杯のビールではなく、冷酒です。

滋賀県の酒蔵さんって、そんなに大きな蔵ではないけど、結構こだわりを
持っておられるのです。
以前も京都の割烹屋さんでオリジナル日本酒というのがあり、「蔵元は?」と
聞くと、湖西の蔵元さんだった。

ちなみに今夜は藤居本家の「吟吹雪」。
“辛口しゃん”でキリッとひきしまりました。

2006年 6月 22日

図書目録2006

今年入社したAちゃんの最初の仕事が「図書目録」の編集で、
先輩社員を前にプレゼンもしました。
あれやこれやと先輩社員は言いたいこと言ってましたが、
よくがんばってくれました。

これまでに直接当社にご注文を受けたお客様や著者の方々へ
週末にはお届けできる予定です。

Aちゃん担当のブログにも「図書目録2006完成」として記事掲載しています。

そうだね、来週から忙しくなるわね。

2006年 6月 18日

復刊した『近江鈴鹿の鉱山の歴史』のこと

<95年に発行した『近江鈴鹿の鉱山の歴史』をようやく新版として
復刊したところ、早速オンラインショップに注文がきていました。
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この本は発行部数もわずかだったのですが、国立科学博物館のショップでも置いてもらっていたことから、すぐ売り切れになってしまった本です。一年に何人かの方からお問合せもあったのですが、とても地味な本ゆえ、なかなか再版にふみきれませんでした。

しかし、この本は他に類似本が出ていません。それとともに著者の中島伸夫さんはとにかくフィールドワーク第一で、鈴鹿の鉱山跡を丹念に歩かれ、そし ていろんな資料を調べあげてまとめられたという一冊です。かつて鈴鹿に鉱山があったということなど知らない世代が多くなった時期に、そのことを伝えた本を
「滋賀県内の図書館にはあると思います」という返事だけしていてはだめだとも思ったのです。そして、
捜し求めている人がいるからこそ、本を作り伝えていくという使命を担っているのが出版の仕事だとも思いました。

幸い、版下(当時はデータではありませんでした)を残しておりましたので、中島さんにそのことを伝えると、すぐさまその後、新たにみつかった資料のことなどを追記として書いていただきました。

現在、日本では鉱物のほとんどを輸入に頼っているのだとおもいますが、それまでは山奥の狭い道をそれこそ人力で鉱石を掘って運んだという歴史を伝える好書です。

2006年 6月 15日

何かあるから、それで料理

「今夜何する?」
「冷蔵庫に○○あった」
「それやったら、あと二日いけるね」
もったいない精神というのでもなく、本当は買物にいくのが面倒な二人は
いつも、こんな会話で献立を考えています。

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で、これは昨日4切れ焼いた鯵の残りの一切れの身をほぐし、ちくわ、茗荷の梅酢漬け、
らっきょうのきざんだもの、紫蘇で作ったお寿司。ごまと紅しょうがを散らしました。
寿司飯の桶を出そうとしたら、横におせち料理の入っていた折りを洗って残してたのがあり、
これに飯と具を入れて混ぜました。
青物とシイタケのお浸し、卯の花……。あと何か一品いるなあ。

長いもがあったので、おろして出汁でのばし、その上に温泉卵を作って載せました。
温泉卵に醤油出汁をかけるよりも、こちらのほうが塩分控えめで、さらに美味しいことを発見。

あー、おなか一杯になりました。
ほんと、小食一家です。

2006年 6月 13日

ちりめん山椒

山椒の青々した色に魅せられて、早速おじゃこさんを買ってきました。
材料はおじゃこが100グラム、塩漬け山椒は適量を水にさらす。
醤油とみりんを同量くらい(だいたい大匙2杯強くらいかな)と酒少々を煮立てて、
おじゃこを入れる。そして水にさらした山椒も放り込む。
ガスは弱火にして、時々おはしでかき混ぜる?(ちょっとニュアンス違うかな)

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要するに、焦げないようにしてあげて、ひたすら水気がなくなるまで、
おじゃこをアッチコッチへ動かしてあげる。

ちょっとお鍋にお醤油のこげが出来そうというくらいまで、要するに炒るという感じ。
最後はお鍋を持って、おじゃこをひっくり返す(これもちょっと意味合いちゃうな)。
パラパラッというかんじになれば出来上がり!

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容器に移したあと、ちょっと鍋に残っているおじゃことお汁が鍋にひっついたのは、
鍋にご飯を入れてまぶせば、こそげ落ちます。
この小さなおむすびはしっかり私のお腹に入りました。

2006年 6月 11日

山椒の塩漬けその1

そろそろ山椒の実の塩漬けをと、八百屋さんで1キロ山椒を買ってきました。
安売りで有名なお店で買ったので、たったの千円。

でもこの和歌山産の山椒は少し粒が小さく、
おまけに軸が放射状になっていない品種だったので、
軸取りが大変でした。

しばらくしているうちに、一房ずつ取るのをやめて、まずはボールのなかで
シゴクと早いことがわかりました。
2時間半、軸取りをした後、水で洗い、沸騰したお湯に約2分入れ、
流水で荒熱をとって、約10%の塩をまぶして、重しをしました。
一晩そのままにしておき、翌日出てきた水を捨てて、更に塩をまぶして
(このときは少し多めに)、煮沸消毒した瓶詰めにすれば出来上がりです。

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