2019年 9月 28日

福島克彦著『明智光秀と近江・丹波 分国支配から「本能寺の変」へ』が京都民報で紹介されました

 
▼歴史解釈の可能性広がる
 
 明智光秀はなぜ織田信長を裏切ったのか。この問いの前提には、両者の立場の違いは大きく、クーデターが成功する余地はなかったという認識があると思われる。しかし、本当にそうだろうか。
 
……分国の国衆など畿内近国の諸勢力は自らを支持するとの目算があったのだろう。とすれば、光秀の挑戦はあながち無謀とはいえまい。光秀を軸に据えることで歴史解釈の可能性が広がることを教えてくれる好著である。(新谷和之・近畿大学特任講師、京都民報2019/09/29)
 

2019年 9月 21日

新美南吉作『子どものすきな神さま』の画家・西條由紀夫さんによる絵・版画・絵本原画展、9/25~10/13、東近江市永源寺図書館で開催

 
『子どものすきな神さま』で第2回安城市新美南吉絵本大賞(おとなの部)優秀賞を受賞した画家・西條由紀夫さんによる絵・版画・絵本原画展、9/25~10/13、東近江市永源寺図書館で開催
 
▼西條由紀夫「ボクの放課後」展 その一 
 
日 時:2019年9月25日(水)~10月13日(日)10時~18時(最終日、~17時) 
場 所:東近江市永源寺図書館(滋賀県東近江市山上町830-1)
休館日:月・火曜日、9/27金
 

2019年 9月 21日

『信仰と建築の冒険 ヴォーリズと共鳴者たちの軌跡』著者・吉田与志也さん講演会、9/22近江八幡図書館、9/26守山市立図書館で開催

 
▼講演会「古写真で語る“ヴォーリズらの建築設計事始”」
 
滋賀県をはじめ、日本各地に多くの建築物を残したウィリアム・メレル・ヴォーリズは、伝道を主軸に文化・医療・教育など幅広い分野で成功を収めた。生涯のパートナー吉田悦蔵が遺した資料や、執筆にあたって収集した史料・写真を活用し、草創期の活動や交流を年代順にたどることで、彼らが共有したビジョンと実像にせまる。
 
講師:吉田与志也さん
〈1954 年近江八幡市生まれ。吉田悦蔵の孫にあたり、ヴォーリズ住宅の原点といわれる吉田家住宅(滋賀県指定有形文化財、国登録有形文化
財)の保存に取り組む〉
 
日時・場所:
 
2019年9月22日(日)14時~15時半
近江八幡図書館(定員100名、要予約、TEL.0748-32-4090)
 
2019年9月26日(木)14時~15時半、
守山市立図書館(定員50名、当日先着順、TEL.077-583-1639)
 

 

2019年 9月 19日

日本経済新聞の文化面に『信仰と建築の冒険 ヴォーリズと共鳴者たちの軌跡』の著者・吉田与志也さんの寄稿が掲載されました

 
▼洋建築家の清貧と伝道/ヴォーリズの近江地域貢献、祖父の資料から浮かぶ
 
……資料から新たに浮かび上がったことの1つは、07年に教職を失った直後の夏、ヴォーリズが軽井沢で建築設計を伝道のための収入源とする決心をしていたことだ。ちょうど米国の宣教団体が日本で活動を活発化し、各地に教会やYMCA会館の建設需要が起こっていた。良心的な料金で設計を引き受け、風土に合った良質な西洋建築を供給する事務所は評判を高めた。手紙のやりとりから、充実した活動が伝わる。
 悦蔵がヴォーリズより先に家を建てた理由もわかった。11年夏に軽井沢の……(日本経済新聞2019/09/17)
 

2019年 9月 19日

丁野永正著『湖城は見ていた 元亀・天正の争乱』(非流通本)が中日新聞で紹介されました

 
▼光秀、信長らの心情 生き生きと/「本能寺の変 想像をめぐらせて」/東近江の丁野さん 歴史小説出版
 
……丁野さんはこれまでに江州音頭や木地師など、県内発祥の文化を紹介する書籍を書いてきた。今作は、光秀を主人公とした来年放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に着想を得たもので、光秀の坂本城、浅井長政の小谷城、織田信長の安土城を舞台に、各武将の生涯を描いている。……(中日新聞2019/09/19)
 

2019年 9月 17日

『近江の小倉百人一首』『近江の芭蕉 松尾芭蕉の世界を旅する』『近江のかくれ里 白洲正子の世界を旅する』の著者いかいゆり子さんがハン六文化賞を受賞しました

 
▼ハン六文化振興財団授賞式/最高賞に作家の猪飼さん/「背中押された気分」と笑顔
 
 文化、学術、スポーツ、社会事業などの分野で優れた業績を挙げている県内の個人・団体を顕彰する「ハン六文化振興財団」の第33回受賞者が決まった。最高賞の「ハン六文化賞」には、国語教員として約30年間活躍後、郷土に光を当てる作家活動を続ける湖南市の猪飼由利子=ペンネーム・いかいゆり子=さんが輝いた。……(毎日新聞2019/09/16
 
ハン六文化振興財団サイト
 

2019年 8月 23日

末永國紀著『近江商人学入門 CSRの源流「三方よし」 改訂版』の英訳書(出版文化産業振興財団)が京都新聞で紹介されました

 
▼末永同大名誉教授の「近江商人学入門」/英訳本 世界1000ヵ所に配る/三方よし「Three-way-Satisfaction」/「利益第一へのアンチテーゼ」
 
……英訳本化は内閣府の事業で、日本独自の芸術やタイの本などを翻訳し、各国の図書館などに配っている出版文化産業振興財団(東京都)が担った。
 タイトルは「THE STORY OF JAPAN’S OHMI MERCHANTS」。末永さんは、日本や滋賀の歴史や風土などを加筆し、訳者とともに英訳を検討した。……(京都新聞2019/08/23)
 

2019年 8月 20日

「図書目録2019」についてお詫びと訂正

 
現在お届けしております弊社の「図書目録2019」におきまして、以下の誤りがございました。
 
P.35『近江商人ってな~に?』
「品切れ」は誤りです。在庫はございます
 
同じくP.35『大阪の街道と道標〔改訂版〕』は、
マークがついておりませんが「品切れ」です。
 
以上、お詫びして訂正いたします。
 

2019年 8月 16日

福島克彦著『明智光秀と近江・丹波 分国支配から「本能寺の変」へ』が京都新聞で紹介されました

 
▼光秀の近江調略 過程を本に/大山崎歴史資料館長刊行/手紙読み解き人物像迫る
 
……「本能寺の変」については、光秀が直後に盟友の細川藤孝に宛てた手紙に「不慮」(細川文書)と書かれている点に着目。京都には当時、信長と嫡男信忠が至近距離で同時にいたことが謀反の引き金になったと分析し、「思わず光秀の反逆の意識を芽生えさせた」と結論づけた。……(京都新聞2019/08/14)
 

2019年 8月 10日

福島克彦著『明智光秀と近江・丹波 分国支配から「本能寺の変」へ』が滋賀報知新聞で紹介されました

 
▼淡海文庫「明智光秀と近江・丹波」が出版/光秀の素顔に迫る1冊
 
……多くの歴史ファンから関心を集める「光秀はなぜ信長を裏切ったか」について、福島館長は地理的要因について言及する。光秀の支配した国は、丹波と坂本であり、都を挟んで近い距離にあった。また、信長は多くの戦に向けて主要道の整備を進めていた。この都を挟んだ土地勘と軍道整備が、本能寺の変のきっかけではなかったかと論を展開している。……(滋賀報知新聞2019/07/01
 

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