2008年 12月 30日

餅つき

臼と杵で搗くのが本来ですが、昨年電動餅つき機を買ったので、
昨日、簡単餅つきをしました。
親戚のお料理の上手いおばさんから簡単鏡モチ作りも聞いたので

今回もラクラク鏡モチ作りをしました。

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こちらが出来上がったおモチです。
適当な大きさの丼鉢や茶碗にラップを敷いて、搗き上がったモチを
入れておしまい。
のし餅も餅つき機のフタにビニールを敷いたところに入れました。
本当はひっつかないようにとり粉を引いて、丸めるんですよね。

それと、電動餅つき機が動いている間に、水で手を濡らして
回っているモチをヒョイと取って、容器に移すという技も教えてもらいました。

さて、これでお餅も揃ったし……。
「あら、お雑煮用のハマグリは?」
あー、そうでした。
ハマグリというのは丸モチのことで、彦根は丸モチ文化圏なのです。
明日、市場のお餅屋さんで買ってきます。

では、みなさまもどうぞ良い新年をお迎えください。

2008年 11月 16日

ムカゴ採りでイモムシ君と遭遇

秋の楽しみといえば、ムカゴ採り。
ムカゴごはんにしたり、フライパンで炒って塩とか醤油で味付けしたり、
結構おいしいのです。

そんなわけで、先週の休みはムカゴ採取していたところ、
先客がいました。

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あらま、イモムシ君はドングリが好きだと聞いていたけど、
ムカゴもお好きなんですね。
ところで、あなたはなんてお名前なんでしょ。
イモムシ図鑑を見たけど、あんまりにも多くてどなたか
お名前がわかりませんでした。
なんとまあ、イモのツルを短い脚で掴んでいること、お見事です。

そういえば、今月末には『どんぐりの木はなぜイモムシ、ケムシだらけなのか』
という本が出るのでしたっけ。

2008年 4月 21日

小鮎の佃煮

和歌山出身で現在は神戸に住んでいる友人から、イカナゴのクギ煮をもらったことがある。「近所の人に作り方を教えてもらってから、毎年炊いている」と聞いた。
神戸がイカナゴならば、さしずめ滋賀県は小鮎というわけだが、親戚に鮎炊き名人のおばさんがいて、いつもいただくので、作ろうとしなかった。いや、実を言えば数年前に一度チャレンジしたが、うまく炊けずに、半ばあきらめていたというのが正しい。

ところが昨日、昼前に出かけたスーパーの魚売場で小鮎が出ており、小鮎をトレーに入れていたおじさんに思い切って「それで何グラムですか?」と思わず聞いてしまった。
「あー、1キロあるねぇ」
「……、私炊くのが下手やから、そんなに多くは要らないし、600ほどもらえますか」

鮎がとてもきれいだったし、取り立てて用事のなかった休日だったので、思い切って買ってしまった。

幸いなことに、我が家には「小鮎の佃煮」を記した料理本、『つくってみよう滋賀の味』とか『改定豊かな食生活のための料理レシピ集』などというのがあるため、分量はわかっている。

前回の失敗はたぶん火加減と時間だったような気がしたため、今回は最初はガスで炊いて、しばらくしたら炭火にすることを試みた。最初、醤油と砂糖と酒を入れたものを沸騰させたら、パラパラと小鮎を少しずつ入れていくのがコツだった。泡だってきたところに一匹、二匹入れてしばらく待ち、また鍋の違うところで泡立ってきたら、今度はそこに一匹と、少しずつ入れていくのが第一のポイントやったのね。そして生臭さをとるために、山椒の葉と、昨年塩漬けにしていた山椒の実を塩出ししたのも入れてみた。

あとは落としぶたをして、炭火に変えて、とにかくグツグツと気長に約1時間弱。煮汁が底にほんの少しになったので、火からあげて、中鉢にすべらすように入れてみた。

調味料は他にみりんを少し入れただけだったが、魚に照りも出たし、生臭くもなかった。お蔭さまで家族にも好評。

あー、これでやっと一人前の滋賀県人になれたような気がした。

2008年 2月 9日

味噌づくりに挑戦

冷凍ギョーザ問題でもわかるように、「地産地消」「宅産宅消」ならば心配ない。そんなわけで、昨年末に買ったもちつき機に「味噌づくり」のメニューが載っていて初めての味噌づくりをしてみることにしました。
準備する材料は大豆と麹が各1キロと塩400グラム。
大豆は前夜に水に漬けておき、炭火でコトコト指でつぶれるくまで炊きます。

下の写真は陶器のカメと麹と塩をを混ぜたものともちつき機。もちつき機がなくても布袋にゆでた大豆を入れて、ビール瓶で叩いてつぶすとか、すり鉢で擂るとか、マッシャーでつぶすという手もあります。

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もちつき機で大豆をつぶし、一肌の温かさになったら、麹と塩を混ぜた「塩きり」と混ぜます。そのときに大豆のゆで汁を残しておいて少しゆるくなるように加 えます。家にある保存食づくりの本をいろいろ見ると、「半きり」(すし飯をつくる木の桶)に移して混ぜる書かれていたので、さっそく利用してみたとちこ ろ、クルクル器を回しながらこねていけて、なかなか便利でした。
混ぜたあとは、ボール大にまとめて、アルコールで中を拭いたカメの底に少し塩をひいて、味噌玉を詰めていきます。

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空気が残らないように、カメに味噌を詰めていき、上にも塩を少々振って、濡れ布巾とラップで空気にさらさないようにして、押し蓋と重石を載せて、紙でカバーをかけたら、本日の作業は終わりでした。
1か月経ったら、味噌を混ぜ返し、だいたい土用の丑頃から食べられるらしいのですが、さあて、どうなりますやら……。
4カ月後が楽しいような、怖いような……。

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2008年 1月 28日

青大豆でポークビーンズ

かれこれ6年ほど前だったと思うが、年末にアルバイトに来ていた方から、青大豆をいただき、瓶に入れたまま戸棚にしまっていた。瓶に虫がついてもいなかったし、豆は何十年、何百年後でも、環境が整えば発芽するくらいだから、食べても大丈夫ということで、前夜に水につけ、食することにした。

本当なら、青大豆の色を楽しめる煮豆が良いかとも思ったが、無難なところで豚バラ肉とベーコンを入れてポークビーンズを作ることにし、昼から夕方まで、炭火でコトコト炊きあげ、まめまめしく食卓に載り、「豆=種」の強さに納得しました。

2006年 11月 21日

りんごジュース

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小さい頃、病気になると、よく母が作ってくれた。
病気で熱が出るのはしんどかったが、
りんごジュースが飲めるというのは何か特別のごちそうのようで
とてもうれしかった。

日曜日にマキノピックランドで買った、キズもののりんごで
りんごジュースを作り、夕食後、母と飲んだ。

昔、母に作ってもらったあの味がよみがえってきた。

やっぱり瓶入りよりも、おいしいね。
絞りたてだもの。

2006年 6月 15日

何かあるから、それで料理

「今夜何する?」
「冷蔵庫に○○あった」
「それやったら、あと二日いけるね」
もったいない精神というのでもなく、本当は買物にいくのが面倒な二人は
いつも、こんな会話で献立を考えています。

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で、これは昨日4切れ焼いた鯵の残りの一切れの身をほぐし、ちくわ、茗荷の梅酢漬け、
らっきょうのきざんだもの、紫蘇で作ったお寿司。ごまと紅しょうがを散らしました。
寿司飯の桶を出そうとしたら、横におせち料理の入っていた折りを洗って残してたのがあり、
これに飯と具を入れて混ぜました。
青物とシイタケのお浸し、卯の花……。あと何か一品いるなあ。

長いもがあったので、おろして出汁でのばし、その上に温泉卵を作って載せました。
温泉卵に醤油出汁をかけるよりも、こちらのほうが塩分控えめで、さらに美味しいことを発見。

あー、おなか一杯になりました。
ほんと、小食一家です。

2006年 6月 13日

ちりめん山椒

山椒の青々した色に魅せられて、早速おじゃこさんを買ってきました。
材料はおじゃこが100グラム、塩漬け山椒は適量を水にさらす。
醤油とみりんを同量くらい(だいたい大匙2杯強くらいかな)と酒少々を煮立てて、
おじゃこを入れる。そして水にさらした山椒も放り込む。
ガスは弱火にして、時々おはしでかき混ぜる?(ちょっとニュアンス違うかな)

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要するに、焦げないようにしてあげて、ひたすら水気がなくなるまで、
おじゃこをアッチコッチへ動かしてあげる。

ちょっとお鍋にお醤油のこげが出来そうというくらいまで、要するに炒るという感じ。
最後はお鍋を持って、おじゃこをひっくり返す(これもちょっと意味合いちゃうな)。
パラパラッというかんじになれば出来上がり!

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容器に移したあと、ちょっと鍋に残っているおじゃことお汁が鍋にひっついたのは、
鍋にご飯を入れてまぶせば、こそげ落ちます。
この小さなおむすびはしっかり私のお腹に入りました。

2006年 6月 11日

山椒の塩漬けその1

そろそろ山椒の実の塩漬けをと、八百屋さんで1キロ山椒を買ってきました。
安売りで有名なお店で買ったので、たったの千円。

でもこの和歌山産の山椒は少し粒が小さく、
おまけに軸が放射状になっていない品種だったので、
軸取りが大変でした。

しばらくしているうちに、一房ずつ取るのをやめて、まずはボールのなかで
シゴクと早いことがわかりました。
2時間半、軸取りをした後、水で洗い、沸騰したお湯に約2分入れ、
流水で荒熱をとって、約10%の塩をまぶして、重しをしました。
一晩そのままにしておき、翌日出てきた水を捨てて、更に塩をまぶして
(このときは少し多めに)、煮沸消毒した瓶詰めにすれば出来上がりです。

2006年 3月 15日

びわこビジターズビューローブランチかな?

電話でサンライズに観光情報を聞いて来られる方が多い。
滋賀県に関する本を出している、「I’M OMI」という
びわこビジターズビューローの観光情報誌の編集をしていると
いうので、聞いて来られるのだろう。

昨日も「長浜盆梅展いつまでですか」という電話があった。
12日で終わったのですが、問い合わせた人はサンライズがビューローの
分室と思っていたのかもしれない。

一応、わかっていることについては、お答えしているが、
ときには、これはウチに聞いてきてもわからないよというのも
ある。

さて、もうひとつのブログで、盛岡在住の近江商人のご子孫と
お知り合いになった。
この方は昨年、高島へルーツ探しに行かれたのだが、
そのとき高島観光協会の方が、いろいろと探すお手伝いをされたそうだ。

おそらく市レベルだと「こちらではわかりません」といわれそうな
墓探しに、地元の観光協会が親切に対応されたことを聞き、うれしくなった。

主の目的は観光でなくても、高島に来て先祖の家と墓探しに来られた
方は、高島で泊まり、食事をして、お土産を買われたであろう。

担当の方はそこまで考えておられたかどうかはわからないが、
ご子孫はとてもお喜びだった。

だから、サンライズもわかることについては、できるだけ答えることに
している。社員のみなさん、ご苦労さま。でも、わかることはお答え
しようね。そして、勉強しましょうね。

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