2021年 9月 10日

読売新聞で岡本光夫著『幻影 大津事件と津田三蔵の手紙』が紹介されました

 
▼大津事件 真相迫る小説/滋賀文学会長・岡本さん/凶行巡査の心理 手紙からたどる
 
 明治時代に来日したロシア皇太子が、警備中の県警巡査・津田三蔵に斬られた「大津事件」から今年で130年。節目の年に、滋賀文学会長の岡本光夫さん(70)(守山市)が、歴史小説「幻影 大津事件と津田三蔵の手紙」を出版した。津田が残した70通以上の手紙を通じ、謎が多い動機や心理を推測し、「津田の内面にも注目してもらえたら」と話す。……(読売新聞2021/09/10
 
幻影 大津事件と津田三蔵の手紙
ISBN978-4-88325-736-2
 

2021年 9月 8日

京都新聞で岡本光夫著『幻影 大津事件と津田三蔵の手紙』が紹介されました

 
▼大津事件 手紙76通で迫る/随筆家の岡本さんが歴史小説発刊/巡査の心理描く「戦争の怖さ 伝えたい」
 
 130年前の1891年、大津を訪れていた国賓のロシア帝国ニコライ皇太子を警護中の津田三蔵巡査が斬りつけ負傷させた大津事件をテーマにした歴史小説「幻影 大津事件と津田三蔵の手紙」を、随筆家で滋賀文学会会長の岡本光夫さん(70)=守山市=が書き下ろし、発刊した。近年明らかになった巡査が母などにあてた手紙76通を読み解き、小説の形で巡査の人物像と深層心理に迫っている。
……
 巡査は「ニコライが来たから斬りかかったのではなく、何かの幻に斬りかかった」と解釈。なぜ幻に斬りかかったかについては「過去、従軍した西南戦争で受けた心の傷による心的外傷後ストレス障害(PTSD)が要因」とした。
 小説では、巡査の生い立ちや西南戦争で討ち取られた西郷隆盛の「幻」に斬りかかるPTSD発症への道筋をたどる。……(京都新聞2021/09/08
 
幻影 大津事件と津田三蔵の手紙
ISBN978-4-88325-736-2
 

2021年 9月 7日

京都新聞でロビンやすお著『4コマ漫画で読む 湖南市の史跡と伝説』が紹介されました

 
▼4こまで読む湖南市の魅力/地域おこし協力隊員 ロビンやすおさん、漫画本出版/史跡・逸話紹介「観光のお供に」
 
……市広報誌に隔月で史跡紹介の漫画を連載し、今回一部を書き下ろして本にまとめた。
 
 湖南市では、飛鳥時代に多くの僧が修行し、江戸時代には街道筋で栄え、県内最大の工業団地が造成された。漫画本はこうした歴史を追いながら、いずれも本堂が国宝の湖南三山や自生地が天然記念物のウツクシマツ、合格祈願で知られる八丈岩などの成り立ちや逸話を4こま漫画1~7作品で紹介する。
……
 ロビンさんは「車谷の摩崖仏や京都の上賀茂神社の本殿を移築した吉御子神社など、住民でも行ったことがなかったり、知らない事実があるのが湖南市の魅力。漫画を片手に巡ってほしい」と話す。……(京都新聞2021/09/07)
 
4コマ漫画で読む 湖南市の史跡と伝説
ISBN978-4-88325-737-9
 

2021年 9月 1日

橋本道範編著『再考 ふなずしの歴史』が季刊「うかたま」で紹介されました

 
▼おすすめの発酵本
 
横山智さん
 
ふなずしが丸ごとわかる一冊
『再考 ふなずしの歴史』
橋本道範 編 サンライズ出版
2970円
 
学術書ですが読みやすいです。ふなずしの食文化には納豆と共通するマニアックさを感じます。(「うかたま」第64号〈2021年秋〉)
 
再考 ふなずしの歴史
ISBN978-4-88325-594-8
 

2021年 8月 30日

日本建築士事務所協会連合会の会誌「日事連」で吉田与志也著『信仰と建築の冒険 ヴォーリズと共鳴者たちの軌跡』が紹介されました

 
………………………………………………………………………………………………
 ウィリアム・メレル・ヴォーリズは1905(明治38)年、24歳の時、YMCA派遣英語教師として単身アメリカから来日する。……教え子で同志となったのが吉田悦蔵。「吉田家住宅」で生まれた著者は、悦蔵の孫。本書は悦蔵が残した貴重で膨大な私的資料を年代記としてまとめた。(日事連2021年9月号)
………………………………………………………………………………………………
 

2021年 8月 27日

月刊「歴史地理教育」で小笠原好彦著『古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く』が紹介されました

 
………………………………………………………………………………………………
……小・中学校の歴史教科書で取り上げられている天智天皇の大津宮遷都では、多くの先行研究を踏まえたうえで、白村江の役の敗北後に備えた軍事的側面よりも、水陸交通の要衝地で物資の集散地になっていた大津に着目し、庚午年籍にみられるように新しい国家体制をめざしたとする著者の見解が述べられている。
 本書は、推理小説で謎が一つ一つ解決されていくようなスリル感を味わいながら読み進められる。こうして三都の謎が解き明かされていき、地域から古代社会を読み解く最適の書である。(奥村信夫・滋賀歴教協、歴史地理教育2021年9月号)
………………………………………………………………………………………………
古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く
ISBN978-4-88325-715-7
 

2021年 8月 27日

京都新聞で『写真でつづる森のお家と仲間たちの成長 笑顔をありがとう 家族と暮らす医療的ケアの必要な子どもたち』(発行:NPO法人道、写真:國森康弘)が紹介されました

 
▼医療ケア児表情いきいきと/デイ運営 彦根のNPOが写真集/あいさつやチャンバラ遊び…日常活写
 
 人工呼吸器や経管栄養が必要な医療的ケア児向けデイサービスを運営する彦根市のNPO法人「道」が、利用者を撮影した写真集「笑顔をありがとう」を出版した。同施設や家庭で過ごす子どもたちのいきいきとした表情を収めている。……(京都新聞2021/08/27)‬
 
写真でつづる森のお家と仲間たちの成長 笑顔をありがとう 家族と暮らす医療的ケアの必要な子どもたち
ISBN978-4-88325-729-4
 

2021年 8月 27日

滋賀民報でひらやまなみ著『沖島の猫 木版画でつづる湖国の暮らし』が紹介されました

 
▼多色摺り木版画と詩…心休まる1冊/風景・いきものなど優しい色調で
 
……5年前、沖島(近江八幡市)を訪ねた時、港の近くで猫を見かけたことが一つの転機に。「それまでの作品は風景ばかり。暮らしと生きものをテーマにすることで、作品づくりがすごく新鮮になりました」と声を弾ませます。
 作品集は「湖国を旅する」と「暮らしのなかの木版画」の2部構成。湖国の風景、猫、野鳥、草花など、優しい色調の木版画に詩を添えた、心休まる1冊です。……(滋賀民報2021/08/22)
 
沖島の猫 木版画でつづる湖国の暮らし
ISBN978-4-88325-728-7
 

2021年 8月 19日

中日新聞で『写真でつづる森のお家と仲間たちの成長 笑顔をありがとう 家族と暮らす医療的ケアの必要な子どもたち』(発行:NPO法人道、写真:國森康弘)が紹介されました

 
▼医療的ケア児ら豊かな笑顔/彦根「森のお家」CF利用し写真集/日常生活切り取る100枚掲載
 
 彦根市高宮町で障害のある人向けのデイサービスや、相談支援を行う「地域包括ステーション 森のお家」が、利用者の日常生活の様子を集めた写真集「笑顔をありがとう」を完成させた。「重い障害があっても笑顔になれることを知ってほしい」との願いを込めた。市内の小中学校や図書館に置かれるほか、十六日から書店などで購入できる。……(中日新聞2021/08/15)‬
 
写真でつづる森のお家と仲間たちの成長 笑顔をありがとう 家族と暮らす医療的ケアの必要な子どもたち
ISBN978-4-88325-729-4
 

2021年 8月 5日

京都新聞で滋賀作家クラブ主催の全国公募賞「滋賀作家大賞」が紹介されました

 
▼同人誌不休/湖国文学ともす/「滋賀作家クラブ」創立60年/「大賞」創設 作品募る
 
……誌上では湖国ゆかりの武将を取り上げるなど地域の埋もれていた歴史や文化の掘り起こしに寄与してきた。……
 
 今回初めて設けた「滋賀作家大賞」は全国公募で年齢不問。随筆の作品で、400字詰め原稿用紙5枚。募集期間は9月1日~10月31日(当日消印有効)で、要項とポスターを県内の公共図書館に掲示している。問い合わせは同クラブ事務局090-2283-9089。(京都新聞2021/08/05)
 
滋賀作家大賞 大賞1点 優秀賞2点 佳作数点(公募ガイド)
 

ページの上部へ