サンライズ出版からのお知らせ

2022年 7月 29日

京都新聞で諏訪一男編『雨宮龍神社由緒記(志稿)と関係する主な出来事』(非流通冊子)が紹介されました

 
▼雨乞い神社 由緒知って/東近江の男性 雨宮龍神社調べ冊子/江戸期の記録や道具 紹介
 
 東近江市の男性がこのほど、地元で雨乞いの神社として信仰されてきた雨宮龍神社(五個荘石馬町)の由緒をまとめた冊子を自費出版した。男性は同神社の17日の例祭で「地元の人に知ってほしい」と関係者に配布した。
……
 A4判。47ページ。市内図書館に寄贈するが、希望者には無料で配布する。……(京都新聞2022/07/28)
 

2022年 7月 23日

毎日新聞に中島省三著『写真集 湖畔通信』の書評が掲載されました

 
写真集 湖畔通信 中島省三著(サンライズ出版・2200円)
 
 地元の滋賀県で活動する映像作家の著者が、天台寺門宗の総本山三井寺の福家俊彦長吏(ちょうり)に週に二、三枚送っているフォトレターを本にまとめた。大津市内を走る電車や湖岸に咲く花、地元の祭り、花火大会などの日常を切り取った一枚一枚に、短文が手書きで添えられている。
 「湖畔の風景」「琵琶湖の憂鬱」の章では、琵琶湖がさまざまな表情を見せる。「久しぶりに美しい虹を……(毎日新聞2022/07/23
 

2022年 7月 21日

中日新聞で大久保治男・前田滴水著『埋木舎で培われた井伊直弼の茶の湯』が紹介されました

 
▼「茶道は心修練する術」/彦根・埋木舎 5代当主 大久保さんら/茶人としての直弼の姿 本に
 
……本の中で大久保さんは、直弼が、豪華さや珍しさを重視するあり方に反発し、身分に関係なく心を修練する術(すべ)だとして茶道を捉えていたと紹介。背景には、埋木舎での質素倹約な生活や、禅の影響があったと解説している。
 また直弼の著作「茶湯一会集」で見られる「一期一会」という言葉にも注目。「同じ一服の茶でも人生の流れにおいて、絶対に同じ時は来ない一瞬であり、亭主と客のコミュニケーションの真剣勝負なのであるというのが、直弼の茶の極意」だと指摘した。……(中日新聞2022/07/21)
 
埋木舎で培われた井伊直弼の茶の湯
ISBN978-4-88325-764-5
 

2022年 7月 07日

中日新聞で太田浩司著『北近江地名考 土地に息づく歴史』が紹介されました

 
▼著者太田浩司さんが明かす/ほんの裏ばなし/地域の歴史 物語る“証人”
 
 この本は地名研究がテーマだが、ありがちな語源研究本ではない。たとえば「滋賀県」の「滋賀」は、「石の多いところ」を意味するという。しかし、あくまでも推察に過ぎないし、話がそれ以上広がらない。それよりも、「滋賀」という地名が、有史以来どのように変遷したかを考えるほうが面白い。「滋賀」はもともと、県庁の所在地の大津町があった郡名である。全国の都道府県名は、その多くが県庁所在地の都市名(たとえば「岐阜」)か、郡名(たとえば「愛知」)から取られている。
 
 滋賀県が「大津県」ではなく「滋賀県」になったのは、初代県令(県知事の前身)の松田道之が、江戸時代の大津代官所の名残を残すのを嫌ったからだという。明確に書いたものを知らないが、近江国最大の藩があった「彦根」が県名にならなかったのも、新政府にとって彦根藩の井伊直弼が宿敵であったからだろう。「滋賀」の語源を探っても歴史は見えてこないが、その名の変遷を探れば明治維新史を語ることができる。……(中日新聞2022/07/02夕刊、07/14朝刊
 
北近江地名考 土地に息づく歴史
ISBN978-4-88325-758-4
 

 

2022年 7月 05日

中日新聞で太田浩司著『北近江地名考 土地に息づく歴史』が紹介されました

 
▼「淡海歴史文化研究所」自宅に開設/成果発信 長浜活性化を/元市学芸専門監で研究者の太田さん/湖北に関する書籍2冊発表/「石田三成」「北近江地名考」
 
 元長浜市学芸専門監で歴史研究者の太田浩司さん(60)=同市国友町=が今春、自宅に「淡海歴史文化研究所」を開設、研究活動の拠点とした。研究成果は、市の活性化事業に生かしたいとしている。
……
「北近江地名考 土地に息づく歴史」は湖北地域を中心に地名に秘められた歴史を扱った著書。「地名の来歴から人間の歴史も見えてくる」と論じる。
 現在の地名にも多く残る中世の荘園の名称を巡り、領主がつけた名称から地元中心地の呼称を冠した名称に変化したと解説。自治の発達が影響したとして、「住民が慣れ親しんだ地名こそ定着する」とする。
……(中日新聞2022/07/05)
 
北近江地名考 土地に息づく歴史
ISBN978-4-88325-758-4
 

 

 

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