サンライズ出版からのお知らせ

2020年 10月 02日

滋賀夕刊で伊藤眞雄著『近江が生んだ漢詩人 小野湖山』が紹介されました

 
▼小野湖山の生涯を辿る/没後110年 伊藤さんが出版
 
……18歳で江戸に出た湖山は、当時、高畑町を含む田根地域を領していた三河吉田藩に仕え、尊皇攘夷運動に加わったため安政の大獄で幽閉された。明治維新後は家督を譲り、伊藤博文や渋沢栄一ら高位高官に漢詩を指導。大沼枕山(ちんざん)や鱸松塘(しょうとう)とともに「明治の三詩人」と称された。 
 同書では第1部で湖山の生涯を追い、第2部で湖山の漢詩42首と扁額などの書18幅を現代かなづかいで紹介し、解釈を添えている。第3部では北海道探検で知られる松浦武四郎を描いた「北海道人樹下午睡図」(重要文化財)に湖山も登場しているという米コロンビア大学名誉教授の指摘や、湖山が追悼詩を書くほど尊敬していた米原市朝妻筑摩の農耕詩人・渡邊楠亭(なんてい)の生涯などを紹介。第4部では五先賢の館(長浜市北野町)に残る湖山の書などを取り上げている。
……
 伊藤さんは「湖山の生涯は謙虚で人のために尽くすところに共鳴した」と語り、五先賢の館の佐治寛嗣館長は「湖山に関する資料はたくさんあるが、湖山についてまとまって紹介するのはこの本が初めて」と話している。A5判、288ページ、2200円。……(滋賀夕刊2020/09/29)
 
近江が生んだ漢詩人 小野湖山
ISBN978-4-88325-701-0
 

2020年 10月 02日

滋賀民報で尼川タイサク著『びわ湖の畔のニホンミツバチ マキノの里でともに暮らす日々』が紹介されました

 
▼ほんとひと:「びわ湖の畔のニホンミツバチ マキノの里でともに暮らす日々」/神戸大学大学院名誉教授 尼川タイサクさん/ミツバチと暮らす日常から現代社会も
 
「人間と似たところがあって、とにかく可愛くて」。高島市内の自宅の庭でニホンミツバチの巣箱を眺めながら、尼川タイサクさん(77・神戸大学大学院名誉教授)が相好を崩します。……ミツバチを飼い始めて10年来の日記から100話を選んで本にまとめました。
 尼川さんの専門は神経生物学。ハエの感覚器を調べて神経の仕組みを研究し続け、生態全般に詳しいことから「ハエ博士」の異名も。なのになぜニホンミツバチ?……(滋賀民報2020/10/04)
 
びわ湖の畔のニホンミツバチ マキノの里でともに暮らす日々
ISBN978-4-88325-696-9
 

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