サンライズ出版からのお知らせ

2021年 5月 14日

毎日新聞で滋賀県生きもの総合調査委員会編『滋賀県で大切にすべき野生生物 滋賀県レッドデータブック2020年版』が紹介されました

 
▼1515種をリストアップ/県レッドデータブック最新版/イブキコゴメグサ 危惧種に
 
 県は、絶滅の恐れのある野生動物などをまとめた「滋賀県で大切にすべき野生生物―滋賀県レッドデータブック」最新版(2020年版)を発表した。絶滅種は、コバンムシとスジゲンゴロウの2種が追加され17種になった。また、絶滅危惧種に県固有種のイブキコゴメグサなど191種(前回15年版比15種増)を、絶滅危機増大種にヨツボシカミキリなど173種(同27種増)を選定した。
 
 県は1997年から「生きもの総合調査」を実施し、05年から5年ごとにレッドデータブックとして発表している。動植物は、絶滅危惧種▽絶滅危機増大種▽希少種▽要注目種▽分布上重要種▽その他重要種▽絶滅種――の七つに分類される。最新版では計1515種(前回比76種増)がリストアップされた。……(毎日新聞2021/05/14
 

 
▼なるほドリ:県の「レッドデータブック」って何?/絶滅・減少の恐れ 生きもの記載/年々増加傾向 七つの区分
 
 なるほドリ 県の「レッドデータブック」という本が出たそうだけど、どういうものなの?

 記者 「滋賀県で大切にすべき野生生物―滋賀県レードデータブック2020年版」ですね。もう消えていなくなりそうな、つまり、絶滅(ぜつめつ)してしまいそうな県内の動植物や、数が少なくなっている貴重な生きものをまとめた本です。05年版から5年ごとに出版されていて、20年版は4回目になります。書店で販売(4400円)されています。

 今回の本には、1515種の生物の情報が載っています。05年版1219種▽10年版1288種▽15年版1439種――と、だんだん増えてきています。……(毎日新聞2021/05/19
 

2021年 5月 13日

朝日新聞と読売新聞で滋賀県生きもの総合調査委員会編『滋賀県で大切にすべき野生生物 滋賀県レッドデータブック2020年版』が紹介されました

 
▼県レッドデータブック2020版/守りたい 貴重生物1515種収録
 
 県は、県内の貴重な野生動植物の調査結果をまとめた「滋賀県で大切にすべき野生生物―滋賀県レッドデータブック2020年版」を発刊した。絶滅種や絶滅危惧種、希少種など計1515種を収録する。前回に出した15年版より76種増えている。
 県版レッドデータブックの調査は、1997年度にスタートした。2000年以降、5年ごとに刊行している。……(朝日新聞2021/05/12
 
 
 
▼湖国の絶滅危惧種15種増/県レッドデータブック改訂
 
……5年ぶりの改訂で、前回15年版と比べ「絶滅危惧種」は伊吹山、霊仙山でみられる植物イブキコゴメグサや、昆虫マルガタゲンゴロウなど15種増えて191種になった。……(読売新聞2021/05/12)
 

 
滋賀県で大切にすべき野生生物 滋賀県レッドデータブック2020年版
ISBN978-4-88325-722-5
 

2021年 5月 10日

滋賀報知新聞で小笠原好彦著『古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く』が紹介されました

 
▼滋賀大学名誉教授が近江古代史の謎を解き明かす
 
……7世紀の大津宮(大津市)、8世紀の紫香楽宮(甲賀市)・保良宮(ほらのみや、大津市)という、いずれも重要な役割を果たしながら長い間謎に包まれてきた三都の実像に迫っている。
 同書は2部構成で、第1部「古代近江の三都を探訪する」は2019年1月から12月まで新聞紙面上で連載されたものを推敲し、新たに図面を追加した。第2部「古代近江の三都を論ずる」は、一部発表済みの論文に最新の研究結果などを反映させた書き下ろしを加えて再構成した。
 同書によると、飛鳥(奈良県)から「大津宮」への遷都は「国家防衛と再建の側面を持っていた」とし、再び都が飛鳥へ戻された経緯もたどりながら、その実像を浮き彫りにしていく。また、紫香楽宮が聖武天皇による大仏造立と深い関わりを持つことや、保良宮が瀬田川付近に営まれたとされる理由などについても分かりやすく解き明かしている。
 出版に当たり、県庁で記者会見を開いた小笠原名誉教授は「これまで不明とされてきた保良宮の場所を初めて定めた」と述べ、「敗戦や感染症拡大などで社会が混乱した際に遷都されたこともあり、現代的視点でも多くの人に読んでもらえれば」と期待を語った。……(滋賀報知新聞2021/05/07)
 
古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く
ISBN978-4-88325-715-7
 

2021年 5月 10日

しんぶん赤旗で小笠原好彦著『古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く』が紹介されました

 
▼くり返された遷都の意図を考察/評者:中尾芳治〈元帝塚山学院大学教授〉
 
……古代近江の三都は、日本古代国家の危機的状況の中造営されたがいずれも短命に終わった。
 1953年来、都城遺跡の考古学が発展する中で大津宮跡が錦織地区に所在することやその中心部の構造が明らかになりつつある。紫香楽宮(甲賀宮)についても甲賀市宮町遺跡で大型建物群が発見され、保良宮の発掘調査も始まっている。
……小笠原氏は聖武天皇による国分寺・尼寺の造営や大仏の造営は藤原氏の陰謀により殺された「長屋王の怨霊」によるものと恐怖された天然痘の全国的な感染拡大を防止しようとしたものと推測する。……(しんぶん赤旗2021/05/09)
 
古代近江の三都 大津宮・紫香楽宮(甲賀宮)・保良宮の謎を解く
ISBN978-4-88325-715-7
 

2021年 5月 01日

『惟喬親王伝説を旅する』著者の中島伸男さんと、『近江の神道文化』著者の宇野日出生さんが、神道文化会の令和2年度表彰を受けました

 
▼神道文化会/令和二年度表彰七件を決定
 
 中島伸男=文徳天皇の第一皇子でありながら皇位につけなかった惟喬親王。近江の小椋谷に隠棲し、木材を円形に加工する轆轤技術を杣人に伝授したとする伝承が生まれ……滋賀をはじめ全国各地の伝承地を調査。『惟喬親王伝説を旅する』を著した。
 
 宇野日出生=……滋賀県内の四地域を二十五話に分け、古い歴史を有する近江地域の神道文化を興味深く紹介する『近江の神道文化』を刊行した。写真資料を多く使用して一般の人々にもわかりやすい文章と内容になってをり……(神社新報2021/5/3)
 

     近江の神道文化  惟喬親王伝説を旅する

2021年 5月 01日

滋賀県生きもの総合調査委員会編『滋賀県で大切にすべき野生生物 滋賀県レッドデータブック2020年版』が中日新聞で紹介されました

 
▼絶滅危惧種 新たに15種追加/県レッドデータブック20年版発刊 イブキコゴメグサなど
 
……絶滅危惧種に追加したのは、県の固有種で伊吹山に生息し、観光客の踏み付けや砂防工事の影響で生息地が減少しているイブキコゴメグサなど。
 絶滅危機増大腫にはオオワシなど173種、希少種にカイツブリなど502種を選定した。50年以上生息が記録されていないコバンムシとスジゲンゴロウは絶滅したと判断した。……(中日新聞2021/04/28)
 
滋賀県で大切にすべき野生生物 滋賀県レッドデータブック2020年版
ISBN978-4-88325-722-5
 

2021年 5月 01日

神社新報で宇野日出生著『近江の神道文化』が紹介されました

 
▼神社を通してみる 地域の歴史と文化
 
 近江は豊富な史料と伝承の存在によって多くの研究者から注目され、神社の歴史民俗的研究にとって重要な示唆を与へ続けてきた地域である。本書は、この地域の神道文化を親しみやすい文章と美しい写真をふんだんに用ゐて紹介したものである。滋賀県内を四地域二十五話に分けてバランスよく紹介し、各話に写真・図版を四点以上挿入することで視覚的にも理解しやすいレイアウトになってゐる。
 
 由緒、社殿、祭礼など一般的事項を網羅した単なる県下神社の要覧ではなく、神社を軸とした地域社会の歴史文化、つまり神道文化紹介の書である。
 わが国の神道文化を理解するための着眼点を学ぶうへでも格好の入門書であるといへよう。
 
〈税込3080円、サンライズ出版刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍
 
(國學院大學助教・柏木亨介、神社新報2021/04/26)
 
近江の神道文化
ISBN978-4-88325-706-5
 

2021年 4月 27日

中日新聞で用田政晴著『琵琶湖と古墳 東アジアと日本列島からみる』が紹介されました

 
▼琵琶湖と古墳の関係は/神戸学院大・用田教授 冊子出版
 
 彦根市在住で、神戸学院大人文学部教授の用田政晴さん(65)が、琵琶湖と古墳の関係性をまとめたブックレット「琵琶湖と古墳〜東アジアと日本列島からみる」を、サンライズ出版(彦根市)から出版した。……(中日新聞2021/04/26
 
琵琶湖と古墳 東アジアと日本列島からみる
ISBN978-4-88325-718-8
 

2021年 4月 23日

京都新聞で滋賀県立公文書館企画・編集『歴史公文書が語る湖国 明治・大正・昭和の滋賀県』が紹介されました

 
▼県の歴史 公文書から見る/県立館が書籍発行「大津事件」など歩み解説/全ページ半分 写真や絵図で
 
 ……明治時代の城郭保存、近江商人と近江米、彦根製糸場と工女たち、実現しなかった鉄道路線、鰉(ひがい)やニジマスの燻製などを好んだ皇室と近江の幸、マラリアの撲滅対策、終戦後の進駐軍の接収施設で働いた日本人に焦点を当てた連合軍総司令部(GHQ)の時代などを紹介する。……(京都新聞2021/04/23)
 
歴史公文書が語る湖国 明治・大正・昭和の滋賀県
https://www.sunrise-pub.co.jp/isbn978-4-88325-719-5/
 

2021年 4月 12日

中外日報で小寺慶昭著『近江の狛犬を楽しむ』が紹介されました

 
▼「浪花」の進出 阻む近江商人
 
 全国推定7万対の狛犬の悉皆調査を志す著者が滋賀県の1826社と4寺を調査し、「参道狛犬」1385対を分析した。
 
 県内神社の狛犬の設置率は約61%で、全国平均の59%と比べ少し高い。京都50%、大阪78%、兵庫50%、三重61%、和歌山55%、東京23区43%となっており、戦前に神社合祀が徹底された地域で設置率が高くなると分析している。
 
 全国の神社の参道に狛犬を建てるのが一般化するのは江戸時代の承応年間(1652~55)以降で、大衆化するのは天明(1781~89)からという。県内最古の参道狛犬は甲賀市土山町・加茂神社の1793年の狛犬だが「街道からも外れた村に時期が早すぎる」と首をかしげる。江戸時代の狛犬のほとんどは大坂商人が広めた「浪花狛犬」型だが、近江商人の地元には一切ない。代わりになぜか「出雲狛犬」型が普及していると指摘する。
 
 著者が「日本一の狛犬」とたたえるのが栗東市・大宝神社の重要文化財・木造狛犬(鎌倉時代初期)だ。神殿に置かれる「陣内狛犬」だが、石造狛犬の産地として知られる愛知県岡崎市の職人が本像をモデルとしたことで全国に広まった。獅子・狛犬の違いの俗説の検討や、賽銭泥棒と間違われない工夫など調査中の逸話も面白い。
 
 定価1650円、サンライズ出版(電話0749・22・0627)刊。(中外日報2021/04/02)
 
近江の狛犬を楽しむ
ISBN978-4-88325-199-5
 

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