▼彦根仏壇の変遷を紹介/県立大研究員大橋さん出版
……国の伝統的工芸品に指定される彦根市の伝統産業、彦根仏壇を研究対象にした本を出版した。
著書では、同市芹中町の井上仏壇が二〇一〇~一三年に実施した先進的な取り組みを体系的に紹介。ライフスタイルの変化により、仏壇業界が落ち込んでいる現状を踏まえ、彦根仏壇の漆塗(うるしぬり)の技術を応用した日常雑貨品を展開していることや、小型仏壇の製作に活路を見いだし、経営再建につなげていることをつづった。……(中日新聞2019/02/14)
▼彦根仏壇の変遷を紹介 県立大研究員・大橋さん出版:滋賀(CHUNICHI Web 2019/02/14)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20190214/CK2019021402000022.html
▼仏法へ献身 比叡山の僧兵描く/元滋賀大学長 成瀬さんが出版
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成瀬さんは経済学が専門で、滋賀大の経済学部教授や学長などを歴任。七年ほど前に自宅近くの比叡山に登った際、一五七一年の織田信長による焼き打ちを追悼する石碑を見たことをきっかけに、その歴史に興味を持った。
本では、焼き打ちで標的にされたほか、独立した武力集団として朝廷から恐れられることもあった僧兵に注目。戒律の中でも不殺生を最も重んじる仏教が、僧兵という武力を持つに至った理由を分析した。……(中日新聞2019/01/23)
▼コラム凡語:泳ぐイノシシ
昨年からよく耳にする言葉で、この正月にもあちこちで言われているはずだ。「平成最後の」。平成とはどんな時代だったのかと図書館で本を探していたら、あるタイトルが目に入った。「泳ぐイノシシの時代」▼守山市在住で奈良大名誉教授の高橋春成さんがこの本を出したのは2年前だった。琵琶湖や瀬戸内海、九州の島でイノシシの被害が見つかり、泳いで渡っていることが分かった▼住民らは対策に頭を悩ませている。だが「もともと平地にもいたイノシシを人間が山に追いやった」と高橋さん。それが再び生息地を広げ、岸まで達すると、海や湖も越えるようになった……(京都新聞2019/01/01)
https://this.kiji.is/452713998509884513?c=39546741839462401
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000003-kyt-soci