▼藤原不比等の生涯 小説に/東近江の丁野さんが自費出版
郷土文化を研究する東近江市の丁野永正さん(79)が9月、愛荘町の八幡神社の石碑に名が残る古代の偉人・藤原不比等を題材とした歴史小説「淡海公(たんかいこう)の恋影(れんえい)」を自費出版した。丁野さんは「地域の伝承を知った上で、歴史を味わいながら観光散策をしてほしい。ただ眺めるよりも味わい深くなる」と勧めている。……
B6判百七十七ページ、税込み千円。販売場所は東近江市のレンタルギャラリー&カフェ「エコール」、商業施設「アル・プラザ八日市」内の平和書店、ヒトミワイナリー。【問】丁野さん=090-8980-8034)(中日新聞2022/10/5)
▼古代の偉人・藤原不比等の生涯を小説に 東近江の丁野さんが自費出版
▼大津の医師 橋本さん/心安らぐ故郷 伊吹山撮る/写真集出版、展示会も
旧浅井町(現長浜市)出身で、大津市際川で開業している整形外科医の橋本猛さん(八四)が、滋賀・岐阜県境にそびえる故郷の伊吹山(一、三七七メートル)の四季の魅力を伝える写真集「伊吹山が見える風景」を出版した。記念展を十月に長浜市、十一月に大津市で開く。……(中日新聞2022/9/30)
▼心安らぐ故郷のシンボル伊吹山 大津の医師・橋本さんが写真集出版
伊吹山が見える風景
ISBN978-4-88325-763-8
▼伊吹山の四季 写真集に/野田町出身・橋本さんが出版
……2014年に伊吹山の山野草をまとめた写真集「伊吹山花散歩」を出版し、その後、伊吹山の全姿を記録するため、湖北、湖東、湖西、湖南、岐阜県側などさまざまな角度から伊吹山を撮影した。
写真集は「冬」から始まる四季の4章と、巻末の「山の花たち」の章からなり、伊吹山を背景に飛ぶコハクチョウをとらえた「天翔ける白鳥」(長浜市富田町)、伊吹山と竹生島の間からの日の出を望む「知内浜の朝」(高島市マキノ町)、霊仙山や三上山とともに写しこんだ「大津港」(大津市打出浜)など110点を、コメントをそえて収録している。
A4変形判、136ページ、2970円。県内書店などで販売している。
……(滋賀夕刊2022/9/26)
伊吹山が見える風景
ISBN978-4-88325-763-8
▼不比等の恋影、湖東に
郷土史研究家の丁野永正さん
【愛荘】東近江市の郷土史研究家、丁野永正さん(79)はこのほど、飛鳥時代から奈良時代初期にかけての政治家、法律学者である藤原不比等を主人公に、史実と伝承をヒントにした小説風の著書「近江東山道ロマン 淡海公の恋影」(定価1000円)を出版した。……
販売場所はレンタルギャラリー&カフェ「エコール」(東近江市八日市清水2)、アル・プラザ八日市内の平和書店、ヒトミワイナリー(同市山上町)。問い合わせは丁野さん(TEL090-8980-8034)へ。(滋賀報知新聞2022/9/27)
▼近江ゆかり 飛鳥・奈良時代の政治家/藤原不比等の功績 紹介/東近江の男性、歴小説出版 ロマンスも交え
……愛荘町愛知川の八幡神社には「淡海公御墓」の碑が残る。「淡海公」は不比等の死後に送られた称号で、地元では不比等の墓として守られてきた。丁野さんは「不比等の政治家としての功績を知ってもらうとともに、墓が滋賀にあることで新たな観光遺産として活用してほしい」と願った。……(京都新聞2022/9/28)
▼伊吹山四季の風景 活写/大津の医師、写真集出版 110点収録
……朝焼けや夕暮れなど時間帯で変化する山の姿のほか、桜やコスモス畑、紅葉、コハクチョウなどの動植物、祭りの行列や新幹線と組み合わせるなど構図を工夫。大津市の比叡山頂やびわ湖バレイから琵琶湖越しにかすかに見える伊吹山を撮った写真もある。
橋本さんは「長浜市出身の私にとっては、眺めているとほっとする古里の山。その魅力的な姿を伝えたい」と話す。……(京都新聞2022/9/22)
伊吹山が見える風景
ISBN978-4-88325-763-8
▼竹斎の書に桜田事変記録を発見 岩田さんが書籍出版 松阪市長に披露
【松阪】武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルフェローの岩田澄子さん(64)=東京都小平市=はこのほど、「新史料が導く桜田事変 豪商・竹川竹斎のビッグデータを読み解く」(税別5400円)を出版し、三重県の松阪市役所で竹上真人市長に披露した。
竹川竹斎(1809―82年)は同市射和町の豪商。幕閣の政治顧問を務め、蔵書で「射和文庫」を設立した。大老井伊直弼が暗殺された1860年の桜田門外の変についての記録を自筆の茶書「川船の記」の中に書き写していた。……(伊勢新聞2022/9/20)
新史料が導く桜田事変 豪商・竹川竹斎のビッグデータを読み解く
ISBN978-4-88325-770-6
土葬だったころ、遺体を埋葬した場所に塔婆(とうば)と四方を囲む柵(忌垣)が設けられていた長浜市余呉町坂口。淡海文庫70『近江の土葬・野辺送り』の著者が、会場である小劇場「弥吉」と余呉の古い弔いのかかわりなどについてお話しします。
【日時】2022年10月3日(月)14:00~15:00
【講師】高橋繁行氏(ルポライター、高橋葬祭研究所主催。著書に『土葬の村』〈講談社現代新書〉、『近江の土葬・野辺送り』〈サンライズ出版〉、創作絵本『いぶきどうじ~オニたんじょう』〈みらいパブリッシング〉など多数)
【参加費】無料
【定員】30名
【会場】余呉小劇場 弥吉
長浜市余呉町坂口558 TEL:0749-86-3249
※同会場にて10月2日(日)~9日(日)、絵本『いぶきどうじ~オニたんじょう』原画展を開催
【お申し込み・お問い合わせ先】
サンライズ出版
TEL:0749-22-0627(平日9:00~17:30)
FAX:0749-23-7720
E-mail:info@sunrise-pub.co.jp
お申し込みはFAX、電話、メールにてお名前、参加人数、連絡先、交通手段をお伝えください。
▼貴重な証言から弔いの風習紹介
琵琶湖岸を一周巡る形で、滋賀県各地に伝わる弔いの風習をイラスト付きで丁寧に紹介している。平成の始めごろまで行われていた野辺送りについて、長浜市や伊吹山の麓の村、東近江市、甲賀市、野洲市、大津市などの地域を例に、古老の貴重な証言から弔いの一連の流れを詳しく示した。……(中外日報2022/9/16)
近江の土葬・野辺送り
ISBN978-4-88325-771-3
▼悲劇の皇子 山の民と生きる/都落ちした惟喬親王の足跡たどり各地の伝承調査/中島伸男
轆轤(ろくろ)と呼ばれる工具を回して広葉樹から椀(わん)や盆などを作る職人を木地師と呼ぶ。その木地師文化発祥の地とされるのが滋賀県東近江市の山あいにある小椋谷(おぐらだに)地区だ。約1200年前、この地に隠棲(いんせい)していた「悲劇の皇子(みこ)」、惟喬(これたか)親王(844~97年)が技術を編み出し、地元の人たちに伝えたのが始まりだという。……(日本経済新聞2022/8/23)
惟喬親王伝説を旅する
ISBN978-4-88325-708-9