松宮哲著『松宮商店とバンクーバー朝日軍 ―カナダ移民の足跡―』が中日新聞で紹介されました。
▼朝日軍の歩み 本に/メンバー子孫 彦根の松宮さん/戦前カナダで活躍/日系人野球チーム
バンクーバー朝日軍 カナダ・バンクーバーに移住した日系人らが1914年ごろに結成。役員を含む15年のメンバー13人のうち、7人が県出身者であることが分かっている。バント戦法などの技で白人を相手に戦い、リーグ優勝も果たした。太平洋戦争開戦で日系人が強制収容されるなどしてチームは消滅した。(中日新聞2017/04/06)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170406/CK2017040602000016.html
松宮哲著『松宮商店とバンクーバー朝日軍 ―カナダ移民の足跡―』が産経新聞で紹介されました。
▼バンクーバー朝日軍/カナダ球界で活躍 記録後世に/チーム関係者 孫・松宮さん出版
戦前のカナダ球界で活躍した日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日軍」の活動記録を彦根市開出今町の会社役員、松宮哲さん(69)が自費出版し、4日発表した。チームの成績や詳細なメンバー紹介など、当時現地で発行された新聞などをもとに2年がかりで執筆。チーム関係者の孫でもある松宮さんは「出版を機に、彦根からカナダへの移民の歴史を伝える記憶遺産となるような資料館の建設を呼びかけたい」と話している。……(産経新聞2017/04/05)
http://www.sankei.com/region/news/170405/rgn1704050054-n1.html
角省三著『近江の埋もれ人 ―中川禄郎・河野李由・野口謙蔵―』が中日新聞で紹介されました。
▼近江ゆかりの文化人知って/彦根の角さん/評伝や随想まとめ出版/直弼の墓守、芭蕉の弟子…
……一九九九年から二〇一六年にかけて、同人誌や地元新聞に発表した三十八篇を五章にまとめた。いずれも故人で彦根市長を務めた井伊直愛(なおよし)さん(一九一〇~九三年)の妻文子さんや、幕末の彦根藩主井伊直弼の墓を守り続けた遠城謙道(おんじょうけんどう)のほか、実業家の白洲次郎、森村誠一さんら作家についても取り上げている。
第三章では、直弼の開国論を支えた藩校教授中川禄郎、松尾芭蕉の弟子で僧侶の河野李由(りゆう)、洋画家の野口謙蔵の三人にスポットを当てた。当時の記録を調べたり、実際に関係者に取材したりして、伊能忠敬の測量隊が彦根市薩摩町の善照寺に宿泊していたことや、河野が住職をしていた同市平田町の明照寺に芭蕉が句を残していたことを紹介している。……(中日新聞2017/04/04)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20170404/CK2017040402000011.html