サンライズ出版からのお知らせ

2024年 5月 21日

新刊『昭和のグラフ誌を飾った近江の歌枕 信楽・安土城・幻住庵』と『地球一周してみたら 聞こえた大自然と人々の鼓動』の編者・溪久(たに・ひさ)さんが滋賀県庁で記者会見を行いました

 
▼大津市の元高校教諭の遺稿を妻が編集し、写文集と旅行記の2冊を出版
 
 2019年に亡くなった大津市の元高校教諭・溪逸哉(たに・いつや)さんの遺稿を妻の久さんがまとめた本が2冊出版された。1970年代のグラフ誌に掲載されたエッセーと写真を再構成した『昭和のグラフ誌を飾った近江の歌枕 信楽・安土城・幻住庵』と、夫婦で出かけた船旅の紀行文を編集した『地球一周してみたら 聞こえた大自然と人々の鼓動』だ。
 
▼昭和のグラフ誌に載った信楽・安土城・芭蕉史跡の写真を半世紀ぶりに
 
 逸哉さんは大津商業高校の教師時代、1973年から1975年にかけてグラフ誌「フォト」(社団法人時事画報社発行、2001年休刊、2009年事業停止)に信楽や安土城跡、幻住庵など松尾芭蕉の史跡に関する文章と写真を投稿した。没後、本棚で掲載誌を見かけた久さんが出版社に持ち込み、「陶器のふるさと 信楽」「英雄覇業の跡 安土城」「この一筋につながる 幻住庵の碑」の3篇から成るセピア調の写文集として半世紀ぶりに甦った。信楽の茶畑にたたずむわらぶき屋根の家屋など、懐かしい昭和の風景が掲載されている。紫香楽宮跡の新たな知見については甲賀市教育委員会事務局歴史文化財課の協力を得て註を付した。
 
▼地球一周の船旅から帰国後、難病が再発。再参加はかなわず遺稿を一冊に
 
 逸哉さんは2013年に胃がんによる胃の全摘出と国指定の難病「後縦靱帯骨化症」による頸椎の手術を受けた。術後のリハビリも兼ね、夫妻で2015年4月から7月にかけて105日間の世界一周の船旅に参加。24の寄港地からマヤ文明の遺跡(グアテマラのティカル遺跡)などを巡った。船旅に魅了された夫妻は再度参加を申し込んでいたが、逸哉さんの病が再発し、かなわなかった。
 久さんは「夫はふるさと近江を愛し、国内外の訪問地の自然や歴史、文化などをわかりやすく紹介した文章を遺していました。多くの人に読んでいただければ」と話している。2冊とも全国の主要書店やネット書店で発売中。問い合わせはサンライズ出版(0749-22-0627)へ。
 
昭和のグラフ誌を飾った近江の歌枕 信楽・安土城・幻住庵
ISBN978-4-88325-813-0 
 
地球一周してみたら 聞こえた大自然と人々の鼓動
ISBN978-4-88325-806-2
 

 
 

2024年 5月 21日

野洲図書館で開催中の「わたしのまちの自費出版」展が京都新聞で紹介されました

 
▼思いこもる自費出版本/野洲図書館/県内在住作者の100点
 
 県内在住の作者による自費出版物をそろえた企画展示「わたしのまちの自費出版展」が、野洲市辻町の野洲図書館で開かれている。……民間団体「日本自費出版ネットワーク」が主催のほか、同館と自費出版受注事業も行うサンライズ出版(彦根市)が協力し、昨年から守山市や長浜市など10カ所以上の図書館で巡回してきた。……(京都新聞2024/5/18)
 

2024年 5月 17日

仏教タイムスで、武覚超監修・花咲てるみ著・小野寺眞見編『比叡山延暦寺の神さま仏さま 地元ガイドが作った参拝ハンドブック』が紹介されました

 
▼サンライズ出版/比叡山延暦寺の神さま仏さま/武覚超 監修 花咲てるみ 著
 

 日本仏教の母山、そして天台宗総本山として知られる比叡山。本書は最澄による開山以前から「神の坐す山」と崇められてきた歴史を繙き、延暦寺の150にも及ぶ堂舎や名所旧蹟のすべてをほぼ網羅した参拝ガイドブックだ。
 延暦寺一山の求法寺住職・武覚超氏が監修。比叡山坂本観光ボランティアガイドの会・石積みの2人が執筆、編集・発行し、延暦寺や日吉大社が写真提供などで協力。一般にはあまり知られていない堂や旧跡、普段は見ることができない本尊なども紹介されている。……(仏教タイムス2024/5/16)
 

 

2024年 5月 16日

京都新聞で京樂真帆子著『一時間でわかる紫式部と近江』が紹介されました

 
京都新聞で京樂真帆子著『一時間でわかる紫式部と近江』が紹介されました。
 
▼紫式部と近江 新たな視点/「一時間でわかる」県立大・京樂教授が出版/越前への旅路 詠んだ歌 訪れた順に
 
 紫式部が主人公のNHK大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、県立大人間文化学部の京樂真帆子教授がこのほど「一時間でわかる紫式部と近江」を出版した。時代を切り拓いた女性として、紫式部を新たな視点で見つめた。……(京都新聞2024/5/16)
 
一時間でわかる紫式部と近江
ISBN978-4-88325-807-9
 

 

2024年 5月 16日

京都新聞で伊野部町自治会文化・広報委員会編『ふるさと伊野部のあゆみ 補遺 人々のくらしと正福寺』が紹介されました

 
▼自然・人々のくらし 本に/東近江・五個荘伊野部町自治会/カラー写真千点掲載/郷土史3部作完結編
 
 東近江市の五個荘伊野部町自治会が、農村集落としての歴史や風俗を記載した「人々のくらしと正福寺」を作った。カラー写真約千点を用い、豊かな自然や戦前戦後の生活の営みを紹介。2008年と20年に発刊した郷土史2冊を補う3部作の完結編……(京都新聞2024/5/11)
 

2024年 5月 07日

朝日新聞で、いがらしけいこ作、さかいゆきよ絵『聴導犬ポッキー いつもいっしょ』が紹介されました

 
▼音お知らせ 聴導犬のお仕事/パートナーら ポッキーを絵本に/訓練の様子・人とのきずな描く
 
 ぼくはポッキー。聴導犬(ちょうどうけん)だよ。耳が聞こえないパートナーのけいちゃん(五十嵐恵子(いがらしけいこ)さん)が、ぼくのことを絵本にしてくれた。聴導犬をたくさんの人に知ってほしいからだって。絵を描いてくれたのは、けいちゃんの友だちで手話通訳士(しゅわつうやくし)のゆきよさん(酒井幸代(さかいゆきよ)さん)。とてもかわいく描いてくれたよ。君にも読んでほしいな。……(朝日新聞2024/5/4「音を知らせるんだ」 聴導犬と「けいちゃん」の出会いを絵本に
 
聴導犬ポッキー いつもいっしょ
ISBN978-4-88325-808-6
 

 

2024年 5月 07日

京都新聞で、いがらしけいこ作、さかいゆきよ絵『聴導犬ポッキー いつもいっしょ』が紹介されました

 
▼トイプードルが教えてくれた音の世界/支えてくれた「いつもいっしょ」の日々、絵本に
 
 聴覚障害者の五十嵐恵子さん(61)=滋賀県守山市梅田町=が、聴導犬ポッキーとの絆を描いた絵本「聴導犬ポッキー いつもいっしょ」を今月発刊する。自身とポッキーの経験やエピソードをもとに、ポッキーへのあふれる思いがつづられている。
 
 絵本は、年老いたポッキーに今まで音を伝えてくれた感謝を伝えようと、五十嵐さんが約3年前から企画。手話通訳士の酒井幸代さん(63)が挿絵を描き、聴覚障害者就労施設「びわこみみの里」の理事中村正さん(81)と手話通訳者の五十嵐芳子さん(60)が制作に協力し、昨年秋に出版が決まった。……(京都新聞2024/5/2
 
聴導犬ポッキー いつもいっしょ
ISBN978-4-88325-808-6
 

2024年 5月 07日

滋賀報知新聞で、いがらしけいこ作、さかいゆきよ絵『聴導犬ポッキー いつもいっしょ』が紹介されました

 
▼聴導犬ポッキーの頑張りを知って/絵本で誰もが助け合える社会のきっかけに
 
 守山市在住の五十嵐恵子さんと栗東市在住の酒井幸代さんがこのほど、実際の体験をもとに聴覚障害者と聴導犬の暮らしを描いた絵本「聴導犬ポッキー~いつもいっしょ~」(サンライズ出版)を出版した。県庁で出版記者会見を開いた五十嵐さんらは「絵本を読んだ子どもたちが大きくなった時、聴導犬をはじめ、補助犬が共存できる社会に変わってほしい」と期待を語った。……(滋賀報知新聞2024/5/2
 
聴導犬ポッキー いつもいっしょ
ISBN978-4-88325-808-6
 
 
 
 

2024年 5月 02日

西岳人著『北近江の巨樹を見に行く 自然と歴史と祈りのものがたり』が情報誌「アクセス」で紹介されました

 
▼新刊ダイジェスト
 
「どっしりと大地を踏みしめる幹は、象の巨体のようにゆるく波打ち、その頭ほどもある瘤が塊となって樹皮から盛り上がっている。うねるように突き出した枝は、獣の腕のように絡みながら四方八方へ伸びている」(柏原のケヤキ―長浜市高月町柏原)。このような巨樹の威容に圧倒された時、人は畏怖の念に打たれずにはいない。……(N)(地方・小出版情報センター情報誌「アクセス」2024年5月1日、第568号)
 
北近江の巨樹を見に行く 自然と歴史と祈りのものがたり
ISBN978-4-88325-811-6
 

 

2024年 4月 30日

5/2(木)~、滋賀県野洲市の野洲図書館で県内巡回展「わたしのまちの自費出版」開催

 
 地元の著者による自費出版物と、日本自費出版文化賞の受賞・入選作品を展示します。閲覧もでき、図書館所蔵資料は貸出可能。一部の書籍は「本のがんこ堂野洲店」で購入可能です(写真は3月彦根市立図書館での展示)。
 
 第26回日本自費出版文化賞の受賞作品と、野洲市を中心に近隣市町(守山・草津・近江八幡・湖南・竜王)にお住まいの著者による自費出版物の展示を行います。閲覧もでき、所蔵する書籍は貸出も可能です。郷土の書籍を紹介し、出版文化を身近に感じていただきます。
 書店などではあまり見ることのできない自費出版物を紹介し、図書館の利用促進を図ります。
 
■ イベント名  図書館巡回展「わたしのまちの自費出版」
■ 主   催  NPO法人日本自費出版ネットワーク(JSN)
■ 協   力  野洲図書館、サンライズ出版(JSN加盟社)
■ 日程・会場  2024年5月2日(木)~26日(日) 野洲図書館  
※9月以降、栗東などでも開催予定
     
■ 日本自費出版文化賞とは https://www.jsjapan.net/pages/award
埋もれがちな自費出版物に光をあてる公募賞。主催:一般社団法人日本グラフィック
サービス工業会、主管:NPO法人日本自費出版ネットワーク(代表理事:中山千夏)。
 
■ 展示内容
▽第26回日本自費出版文化賞受賞作品
綿谷正之(奈良市)『墨に五彩あり 墨の不思議な魅力』(大賞)など14点
▽滋賀県民の過去の受賞・入選作品
岩根 豊秀(彦根市)『季節が流れる お城が見える』(第3回入選)
尾崎与里子(彦根市)『湖水風に吹かれて』(第8回入選)
朝倉 克己(彦根市)『近江絹糸「人権争議」はなぜ起きたか』
          『近江絹糸「人権争議」の真実』(第19回部門賞)など30点
▽上記以外の野洲・守山ゆかりの自費出版物
※八田正文(野洲市)『八田正文写真集 近江富士遊々―1976~1999―』
※大伴原甲賀(守山市)『家康と甲賀忍者・大原一族』
※宇野日出夫(栗東市)『近江の神道文化』など約90点
※印を含む15点は、本のがんこ堂野洲店「わたしのまちの自費出版」フェアで購入可能
 
■ 2023年開催実績
1月 守山市立図書館 2月 長浜市立長浜図書館
4月 長浜市立高月図書館  7月 米原市立近江はにわ館
9月 東近江市立能登川図書館/滋賀県立図書館談話室
10月 東近江市湖東図書館 11月 東近江市永源寺図書館
12月 豊郷町立図書館 
■ 2024年開催実績
1月 甲良町立図書館 2月 愛荘町立秦荘図書館   3月 彦根市立図書館
 

 

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